Sanie cu zurgalai と レスポール
昨日はコメントしませんでしたが、昨日の一本目のアーティスト名はLes Paul & Mary Fordとありましたから、もしや?と思っていました。調べてみたらやはり推測通りで、エレキ・ギターのレスポールの生みの親、レス・ポール氏でした。2009年に94歳の高齢で亡くなったのも記憶に新しいところです。Johnniy is the boy for meは、彼と当時の妻だったカントリー&ウェスタン歌手のメアリー・フォードの共演でした。ウィキペディアには以下のように出ていました。
Composer Richard Stein (1909–1992) sued Paul for plagiarism, charging that Paul's "Johnny (Is the Boy for Me)" was taken from Stein's 1937 song "Sanie cu zurgălăi" (Romanian for "Sledge with Bells"). A 2000 cover version of "Johnny" by Belgian musical group Vaya Con Dios that credited Paul prompted another action by the Romanian Musical Performing and Mechanical Rights Society.
Richard Steinという人はアメリカ人なのかルーマニアのユダヤ人かザクセン人か、分かりませんが、おそらくどちらかでしょう。昨日のyoutubeには「ルーマニアの古い民謡」とありましたが、上記英文にはSanie cu zurgalai(鐘の付いた橇)はRichard Steinの1937年の作曲とあります。Richard Steinは、盗作でレス・ポール氏を訴えたとのこと。このように、どうも謎の多い曲ですが、ロックン・ロールが一世を風靡する前夜に、ユダヤ系音楽家(レス・ポールもユダヤ系)が東欧の音楽をアメリカに流行らせたということは確かなようです。欧州からアメリカに膨大な東欧のレパートリーを持ち込んだ20世紀初頭のクレズマーを思い出させるようなエピソードです。
今日は他のSanie cu zurgalaiの演奏を2本。ロマのブラスとエディット・ピアフの歌唱です。
Sanie Cu Zurgalai
ファンファラ・ヴァガボントゥの演奏と歌。ファンファーレ・チョカリーアと同じモルドヴァのグループでしょうか?
EDITH PIAF- johnny , tu n'es pas un ange
往年のシャンソン歌手エディット・ピアフが歌っていたとは驚き!
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