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2011年4月26日 (火)

ブリヤートの音楽

更にモンゴルの北に位置するブリヤートの音楽を見てみました。ブリヤートはロシア連邦内の共和国の一つで、バイカル湖南部周辺辺りになります。シベリア屈指の大きな都市イルクーツクはすぐ北隣になります。
ウィキペディアによると、ブリヤート人は「元来はウラル語派(諸語)に属する南サモイェード諸族であり、シベリアから南下してテュルク化し、最終的にはモンゴル化したという民族で、現在もテュルク諸族に属するヤクート(サハ)人に近い種族といえる」そうです。モンゴル系のイメージを強く持っていましたが、ここでも複雑な来歴が明らかになりました。
つまりハンガリーとも遠縁になるようなルーツを持ちながら、現在はモンゴル化しているということですから、もしや追分的なコブシも聞かれるのでは、というのが関心の的ではあります。いくつか見た感じでは、器楽面ではモンゴルをベースにかなり中国的な趣とロシアの合奏形式の影響が入っているような印象を持ちました。肝心な歌ですが、確かに少し日本の民謡に似ています。
追分的な歌唱はやはり大陸から来たものなのでしょうか。追分は長野・新潟より東が中心ですから、東北が日本(大和朝廷)ではなく、蝦夷だった頃に伝わったのかも知れない、などと想像してみるのは、非常に楽しい空想ではあります。証拠を見つけるのは難しいでしょうが。

Buryatia concert ensemble"Bayar"

Buryatia Folk

Buryat Music

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コメント

馬頭琴ですか、いい音ですね。
モンゴルだけの楽器ではなかったんですね。
楽器が豊富なのにも驚きました。

投稿: 百本八本 | 2011年4月27日 (水) 23時50分

百本八本様
ブリヤートはイネディ盤くらいでしか聞いたことがなかったので、これだけ漢化されたような楽団編成で聞けたのは初めてです。しかし、馬頭琴だけはモンゴルそのものです。やはり相当モンゴルとの絆が強いのでは。

投稿: Homayun | 2011年4月29日 (金) 00時46分

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