三門順子 追分、白虎隊
一週間ブログを休んだら、すっかり腰が重くなってしまいました(笑) 予定通り、追分~オルティンドーのラインでちょっと見ていましたら、とても懐かしい歌手の映像を見つけました。
三門順子さんは長唄や端唄、詩吟のような邦楽の素養のある歌手で、この凛とした歌い方が私は結構好きです。戦前戦中の歌手で若くして亡くなっていますから、ナツメロ・ファンでも知っている人は少ないかも知れません。4曲の中でNo.1ヒットは「忠義ざくら」ですが、会津の誇りを象徴する白虎隊を歌った2曲目は、タイムリーな内容でしょうか。
詩吟と言うのは、最近の若い方はほとんど知ってる人も少ないのではと思いますが、明治生まれの私の祖父母の世代ではとても人気があって、中でも「鞭声粛々~」で始まる川中島や白虎隊の話はよく聞きました。
三門さんの歌声には古めかしい印象を持つ人が多いと思いますが、それが新鮮と思う方もいらっしゃるのではと思いアップしてみました。こういう歌い方をする人は現在では皆無です。追分月夜は、民謡の追分と言うよりは、リンゴ追分のようなタイプで、忠烈白虎隊と忠義ざくらでは歌詞の間に詩吟が挿まれ、香に迷うは端唄・俗曲そのものです。
追分月夜 三門順子
忠烈白虎隊 三門順子
忠義ざくら 三門順子
香に迷う 三門順子
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