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2011年4月25日 (月)

オルティンドー 追分 馬子唄

いよいよ大陸の音楽との比較です。モンゴルの歌唱では倍音唱法のホーミーが一番有名ですが、その次がオルティン・ドー(「長い歌」の意味)でしょう。拍節のない、コブシ豊かに朗々と聞かせる歌は、しばしば日本の追分や馬子唄に酷似していると言われてきました。対照的に拍節のある歌のことをボギノ・ドーと言いますが、やはりモンゴルの歌と言えば、大らかな遊牧風景が目に浮かぶオルティン・ドーが素晴らしいと思います。オルティン・ドーでは、何度も来日したノロヴバンザドさんが有名です。今日の一本目は小泉文夫氏による世界民族音楽体系収録の映像だったと思います。(埋め込み禁止ですが)
併せて江差以外の追分として、今日は被災地・岩手の猊鼻追分(南部追分系か?)と南部牛追唄を猊鼻渓の船頭さんの唄で、馬子唄の代表的な一曲として、信州の小諸馬子唄を上げておきます。猊鼻渓は北上川沿いの町、一関の景勝地で、私も近くまでは行きましたが、舟には乗らなかったので、残念ながら実演では聞いていないです。

Amazing voice: Norovbanzad

Norovbanzad

小諸馬子唄

名勝 げいび渓舟下り 岩手県一関市



船頭さんの唄うのは猊鼻追分だそうです。囃子文句は江差追分と共通している部分があります。

日本百景 猊鼻渓  船頭さんの南部牛追い歌



震災後何度も取り上げた岩手民謡の代表曲。

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コメント

オルチンドーは追分のルーツ?だと聞いていましたが、
発声はかなり違った感じなのですね。
拍がないところが、大きく取り上げられすぎてきたのではないかと、そんな感想を持ちました。
シベリアの唄のイメージに近く思いました。

猊鼻追分よかったです。
えと、クイズの答えは、「やんさのえ~」ですね。

投稿: 百本八本 | 2011年4月26日 (火) 22時32分

百本八本様
いつも有難うございます。そうですね、オルティンドーはすごく大陸的な大らかさを感じさせます。旋律や節回しは若干追分に似ていても発声が違って聞こえるのは、言葉や詞に対する感覚の違いもあるのかも知れません。

クイズは・・そうです、ヤンサノエ~です(笑)
本州の追分には、江差で高度に磨かれる前のスタイルが残っているようですね。でも江差版があまりに有名になったので、逆パターンもあるのかも知れません。

投稿: Homayun | 2011年4月29日 (金) 00時41分

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