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2011年5月16日 (月)

離れて遠き滿洲の

昨日はロシアのマンチュリアン・ワルツを上げましたが、日本にも日露戦争中に生まれた有名な軍歌「戦友」があります。この歌でも満州が戦場になっていますから、どうしても対で思い出します。こちらは無数の戦死者への鎮魂曲ではありませんが、兵士の悲しみをリアルに映すメロディと、詩の素晴らしさも特筆ものです。私の場合、明治生まれの祖母が昔よく鼻歌で歌っていて子供の頃から耳に残っていましたが、後に「戦友」という軍歌だと知りました。この歌詞の内容を知った時は衝撃を受けたものです。

不幸な戦争が二度と繰り返されないためにも、この2曲の悲嘆はいつまでも記憶されるべきだろうと思います。

戦友

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コメント

前半部分でした。
後半、帰国して、戦友の遺族に、戦友の最後を綴った手紙を書きながら、泣いてしまうまでの歌詞の全体は、曲のついている語り物ですね。

日露戦争以前の、日本の語り物の伝統を持つものなのでしょうね。

軍歌の歌詞集を、子どものころ読んで、明治とかの古い軍歌の歌詞は、この歌の他にも、ストーリーのある詞があることを知りました。

投稿: 百本八本 | 2011年5月17日 (火) 21時41分

百本八本様
詩の韻律がはっきりとありますね。演歌師もよく「戦友」を歌っていたそうですが、同じく彼らのレパートリーでもあった明治最初の流行り歌「宮さん宮さん」とか鉄道唱歌でも何番も歌詞があったのを思い出します。
邦楽で直接には何がルーツに当たるかは、判断が難しいですが、こういう替え歌のように詩が増えて物語が続いていくスタイルは、明治以降特に盛んになったと思います。

投稿: Homayun | 2011年5月19日 (木) 00時45分

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