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2011年5月24日 (火)

ブリヤートの喉歌と追分風歌唱

ありました! ブリヤートの倍音唱法とオルティンドー的なコブシを聞かせた追分に似た歌声です。追分のルーツと言われてきたモンゴルのオルティンドーよりも、何かもっと日本の民謡に近く感じます。ブリヤートについては4月26日にも少し触れましたので、併せてご参照下さい。
ふと思いましたが、ラマ教(チベット仏教)の盛んな地域(モンゴル、ブリヤート)で追分的な歌唱が聞かれるようですから、もしかしたらチベットにルーツがあったりするのでしょうか。コブシ面はともかく、チベットの民謡にもそう言えば近いメロディラインがありました。と言う訳で、今後はしばらくブリヤートの北のサハ、南のチベットなど、アジア中央部を追分の幻影?を探し求めて彷徨ってみたいと思っています。
演歌のルーツと言って良いでしょうが、古賀メロディの名曲には3拍子が多く、ナツメロ枠で前述したようにメロディ・ラインとテーマでは新内的でも、拍子では韓国の音楽との共通性も見え隠れするようにも思います。こちら方面も平行して検証してみようと思います。

Buryat

buryat duu

Buryat Singer : Amar Mende - "Bridle Ringing" (near Mongolia and China and Tuva)

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