Finno-Ugric peoples
この後まだエストニアなど見ていく予定ですが、フィン・ウゴル諸族について総括した興味深い映像がありましたので、それらを上げておきましょう。一本目では民族名と国旗が出た後、各民族の伝統衣装に身を包んだ女性たちが次々出てきます。これまで見てきた民族が多いですが、更にマイナーな民族も後半に登場します。バックの女性コーラスは、よく聞くロシアの民謡ですが、すぐに曲名が出てきません。フィン・ウゴルの民謡ではなかったように思います。
Finno-Ugric peoples
Uralic ( Finno Ugric ) Flags
こちらもフィン・ウゴルの各民族の旗が出てきます。歌はサーミの女性シンガーSofia Jannok。ヨイクの唱法を取り入れたポップスです。フィン・ウゴルとサモエードを合わせてウラル民族ですが、サモエードは居住地域は広大ですが、人口的にはごく少数。
Uralic Family 1/3
続き物の一本目。コーカソイドからモンゴロイドまで、ウラル民族には色々な顔の人がいます。
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コメント
とてもたくさんの人々があるのですね。
ロシア人って、なんだろうって思いますた。
投稿: 百本八本 | 2011年7月31日 (日) 13時44分
>百本八本様
ロシアは元々テュルクやウラル系民族など、スラヴ系以外に、宗教でもイスラーム圏を内包しているので、移民で出来上がったアメリカなどとは生成過程が異なっていて、それが面白い点だと思います。混血も相当進んでいるのでは?
作曲家のグバイドゥーリナがタタール系だったり、ロシアの有名人にもスラヴ系ロシア人以外の人がたくさんいますね。
カウンター・テナー歌手のスラヴァも、本名?がヴィアチェスラフ・カガン・パレイで、カガン(漢字なら可汗)という遊牧系君主の称号が付いていたのも思い出しました。
投稿: Homayun | 2011年8月 2日 (火) 00時18分