カレワラ シベリウス
フィンランド伝統音楽の独特な叙情性や幻想性の源は、おそらく民族叙事詩のカレワラにあるのでしょう。綴りはKalevalaが正しいようです。ウィキペディアには叙事詩の内容から、関連の美術作品まで出ていますので、併せてご覧下さい。
シベリウスの名作にもカレワラにインスピレーションを受けての作品が多数ありました。クレルヴォ交響曲、レンミンカイネン組曲、トゥオネラの白鳥、ポホヨラの娘(交響詩)、ルオンノタル、レンミンカイネンの歌、火の起源、組曲『キュッリッキ』、ワイナミョイネンの歌などがそれで、フィンランディアや7つの交響曲、ヴァイオリン協奏曲位しかちゃんと聴いてなかったもので、彼の作品にはまだまだ聞いてない曲が一杯であることに改めて気付きました。
今回youtubeを探して、カンテレで弾かれる一つの美しいメロディ(3本目までの曲)が特に耳に強く残りました。
kalevala hymn, 38str kantele
Kalevala "Sävelmä"
Kalevala
***Singing a Kalevala runo in Finnish [Ensiferum]***
ENSIFERUM- kalevala melody
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