Олык сем
ハンガリーのマジャール民謡のルーツの地としてのマリ(チェレミス)についてもっと見てみたいと思っていますが、考えてればマリはウラル語族の中のウゴル系(ハンガリー語が所属)ではなくフィン系ですから、フィンランドとの共通性もあるのだろうとは思いますが、音楽方面で言及されることは少ないような気がします。
марийский фольклорный ансамбль(マリースキー・フォルクロールヌィー・アンサンブル)Олык сем(オルィク・スイェム)という団体の映像がいくつかありまして、舞踊、女声の合唱と独唱などを見ることが出来ました。マリらしい素朴な躍動感に溢れています。Олык семというのは意味が不明なので、マリ語と思われます。
Олык сем
марийский фольклорный ансамбль "Олык сем" マリ民族アンサンブル“オルィク・スイェム”の演奏。これはハチロク・リズムでしょうか。コーカサスを思わせるリズムですが、割と近くでもあります。ハンガリーにはほとんど聞けないリズムです。
Олык сем 09 05 2005
同じ団体でしょう。女声合唱もアジア的な音階とメロディラインです。
Олык сем в начале 90-х
コダーイのオペラに似た雰囲気の曲(紡ぎ部屋)があったことを思い出しました。衣装も少し似ています。
Олык сем 2009
Олык сем избранное
os-2005.mpg
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