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2011年8月 1日 (月)

Estonian Kannel

バルト三国の一番北側の国エストニアに移ります。印欧語族に属するバルト語派のラトヴィア、リトアニアに対して、唯一フィン・ウゴル系のエストニアは、日本では大相撲の把瑠都の活躍で注目度アップしたのでは? バルトで総称される3国ですが、エストニアだけはバルト語派ではないので、何かエストニアに因んだ名前が本当はぴったりなのかも知れません。
フィンランドのカンテレと同属の弦楽器がエストニアにもありまして、カネルと呼ばれています。バルト系の2国にも同種楽器があって、ラトヴィアではコクレ、リトアニアではカンクレという名前です。今日はそのカネルを見てみましょう。この国の踊りなどには、どちらかと言うとスカンディナビア色が色濃く、旧ソ連と言うのが信じられない程です。エストニアのルーツのフィン・ウゴル的な音はカネルや素朴な語り物などに残っているのかも知れません。例のフィン・ウゴル系の故地とも言われるサンクトペテルブルク付近のイングリアは、エストニアとフィンランド、ロシア連邦のカレリアの中間ですから、この辺りがフィン系の中心地であったことは間違いないのでしょう。(一方、ハンガリーなどのウゴル系の方もこの辺がルーツと言う説はどうも信じがたいのですが・・)

Estonian traditional - Kas mäletad kevadet õites



このジャケットのOcora盤は廃盤になっていたかも知れません。現在確実に生きているのは同じオコラからのセトの音楽です。

Estonian harp ehk KANNEL



これはツィターっぽく聞こえますが、意外とエストニアの曲を弾いている映像がないもので。エストニア曲以外では、アルベニスのアストゥーリアスや、古楽のチェンバロ風な演奏などもありました。エストニア伝統曲ではないので、今回は外しました。

Estonian Kannel (1)



一瞬ですが、これはエストニアの曲でしょう。

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