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2011年9月 7日 (水)

締めはヴィラ=ロボス

今日でブラジル・シリーズの締めとします。モライスはギターを弾く人ではなく、あくまで詩人にして歌手であったことなど、ちょっと不正確で散漫な内容になったかなと振り返っています。ボサノヴァの詩というのはどんなレトリックがあるんだろうか、とか色々興味深い点もありますが、それはさておいて、締めはやはりヴィラ=ロボスでしょう。
ハバナ葉巻をくわえた粋な姿の写真は余りに有名で、ギター独奏の名曲を沢山残していますが、自身チェロも愛奏し、代表作のブラジル風バッハ(バッキアーナス・ブラジレイラス)を初めとして、結構チェロの登場する良い曲があります。一番有名なのは2本目の5番のアリアですが、一本目の1番の冒頭Emboladaも、80年代に「ベルリン・フィルの12人のチェロ奏者たち」の演奏で注目を浴びて以来、人気の曲だろうと思います。この曲も私が昔参加していた大学オケのチェロの先輩たちが団内演奏し、優勝したことで私の内では憧れの曲であり続けました。チェロをいじっている昨今、いつか弾いてみたい曲の一つです。

H. Villa-Lobos: Bachianas Brasileiras No. 1 (I. Introduction), cello ensemble

Galina Vishnevskaya:Villa-Lobos: Bachianas brasileiras No.5



ソプラノ歌手ガリーナ・ヴィシネフスカヤの独唱。伴奏のチェロは夫君のロストロポーヴィチでしょうか? 余談ですが、彼の1955年のJ.S.バッハ無伴奏チェロ組曲全曲の秘蔵ライヴが最近出ました。若さ溢れる素晴らしい演奏でしたが、特に後半の4,5,6番に結構ミスが多くて驚きました。しかし、2番や5番では収録当時27歳とは思えぬ芸の深みを聞かせていました。この短調の2曲は80年代にメロディアからLP(録音は確か70年代)が出ていました。

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