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2011年9月13日 (火)

ポメラニアとカシューブ

カシューブ人の住む北ポーランドからドイツ北東部にかけての地域はポメラニアとも呼ばれ、この名からすぐに推測できますが、犬のポメラニアンの故郷です。ポメラニアは英語で、ポーランド語ではポモージェとなります。そして、何とカシューブ語自体がポメラニア語とも呼ばれるようです。後日回る予定ですが、旧東ドイツ中部以南には、ドイツ語圏のスラヴ人、ソルブ人がいます。大分前に予告しましたように、カシューブやソルブのような少数派スラヴについては興味があって、機会があれば調べてみたいと思っていました。カシューブは、ポーランド人より先に(6世紀頃)この地に入ったスラヴ人のグループということのようです。

例のポーレチケについては、ポルカの系統の舞踊音楽であることが分かりました。ポーランド語では名詞に指小辞を付けて「小さい」とか「少し」といったニュアンスを出すそうですが、「ポルカ(polka)」に対しての「ポレチュカ(poleczka)」が格変化して「ポレチュケン(poleczkę)」となり、それが日本で訛って「ポーレチケ」となったようです。ロシア語の「チカ」が付く表現と似ています。(ママとマーマチカ、パパとパーパチカ等)

そしてポルカのルーツは、と言うと、チェコにあるそうです。ヨハン・シュトラウスのワルツ作品などで有名ですが、元はチェコというのは余り知られていないことかも。チェコやスロヴァキア中心にポーランドなど西スラヴ圏に広まっていったようです。大分前にDIWからガイ・クルセヴェックのポルカ・アルバムがありましたが、彼はスロヴァキア移民ですから、あれは正調ポルカの現在形ということだったのでしょう。
今日の動画はカシューブ語がよく聞こえるものを選んでみました。

Hymn kaszubski

Kaszubski "Jożin z bażin"

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