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2011年9月21日 (水)

アウフタクトありのドイツ舞曲とレントラー

12号も今回の台風も、伊予は西側に入ったため、それ程でもなかったのですが、12号では紀伊半島、15号では名古屋より東で大きな災害になりました。被災されました皆様にお見舞い申し上げます。大震災、台風と、災害列島の様相を呈していますが、どうか今後は穏やかな日が戻るように祈るばかりです。

さて、アルマンドについては、ウィキペディアに簡潔にまとめられていました。

16世紀のフランスでは「地面に足をつけた中庸の遅さ」の2拍子のダンスで、組になった男女が列を作って進みながら踊るダンスだったこと、16世紀には中庸のテンポの2拍子の舞曲としてドイツで流行したこと、17世紀になってフランスの作曲家によってアルマンドはテンポにある程度の自由度がある4拍子の舞曲に改良されたこと、など目から鱗の内容が記されています。確かにJ.S.バッハの無伴奏チェロのアルマンドでも、ゆっくり弾く人、速めに弾く人、色々です。カザルスは、この組曲を忘却の彼方から復活させた人ですが、1番のアルマンドなどはかなり速いテンポで弾いています。

今日の動画1本目冒頭には、例のアウフタクトが聞こえます。かと言ってアルマンドと直接関係はないと思いますが。2本目は4拍子ではありませんが、ドイツ舞曲の代表格のようなレントラー。古今のクラシック作品にも度々登場した3拍子の南ドイツの舞曲です。色々な編成がありますが、カンテレやグースリなど最近ツィター系の楽器が頻繁に登場しましたので、今回もツィターでアップしておきます。
レントラーは、ベートーヴェンなど古典期の作曲家だけでなく、マーラーの交響曲や、アルバン・ベルクのオペラ「ヴォツェック」の第2幕などにも使われました。元々は素朴な舞曲ですが、精緻に洗練された現代曲にまで使われています。病的な響きが苦手と言われることの多い?曲ですが(個人的には新ウィーン学派は大好きなもので)、久々にヴォツェックを聞きたくなりました。

明日は所用のためブログをお休み致します。m(_ _)m

traditional German dance



これも南ドイツ、バイエルンの踊りのようです。途中3拍子になりますが、これはレントラーになるのでしょうか?

Zither: Berchtesgadener Ländler

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