ホセ・バレンス・ディアス
ブラジルのギタリスト、二人目はホセ・バレンス・ディアス(ポルトガル語に忠実に表記すればジョゼ・バレンセ・ディアス)ですが、バーデン・パウエル程には知名度は高くない人でしょう。フランスのAddaからソロが90年頃出ていて、その時に注目していました。アッダはフランスのリュック・フェラーリなどの現代音楽も沢山出していたレーベルですが、大分前ですのでもうやってないかも知れません。他にも何枚か聞きましたが、アッダ盤が一番良かったように思います。ゴッホの絵をブラジルの土着的な漫画風にしたようなジャケット画も秀逸でした。(実はこの盤もどこかに行ってしまいましたが(笑)) 彼の演奏にもサンバが中心にあるように思いますが、パウエルより泥臭いブラジルの民族色が出ているように聞こえます。2曲目ではサンバの揺籃の地、ブラジル北東部のバイアについて弾き語っているようです。
この人の演奏、スタイリッシュなパウエルよりもアフロ色が強いように思いますので、ボサノヴァではなくサンバのギタリストと言えるように思いますが、どうなのでしょうか。
Jose Barrense-Dias
Jose Barrense-Dias: Bahianada
jose barrense dias.wmv
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