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2011年10月 2日 (日)

Elisabeth Jess-Kropfitsch

一昨日はヴァイオリンのElisabeth Jess-Kropfitschの素晴らしいテクニックに、いきなりノックダウン状態になっていました(笑) クラシックとしても第一級のテクニックと、楽器自体の甘美な音色。それもそのはず、このヴァイオリンについては"Stradivaris" (King George 1710 and De Kermadec Bläss 1698).とありました。名器ストラディヴァリウスだろうと思いますが、さすがなるほどの音色です。こういう濃密な表現と言うのは、他国の演奏家には難しいでしょう。という訳で、もう少し彼女の妙技を堪能しましょう。
シュランメルは、ウィンナ・ワルツや、オペレッタはもちろん、ジプシー楽団の音楽とも繋がってくる部分を感じます。しかし日本では、クラシック売り場では片隅に追いやられがちで、ワールドでは取り扱いから外れていて、結果的に知名度がかなり低いように思います。こういうカテゴライズの難しい音楽は、他の国にも散見されますが。

Jess-Schrammeln with Elisabeth Jess-Kropfitsch

Elisabeth Jess-Kropfitsch Ralph Benatzky

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