« Erzherzog Johann Jodler | トップページ | アッペンツェル ゲルニカ「夢の山嶽地帯」 »

2011年10月10日 (月)

アペンツェルのツォイエリ

ないだろうと思いながら、一応Zauerliとyoutube検索したところ、「アペンツェルのツォイエリ」が何本か出てきました。うち幾つかは、ユネスコの録音のように村での現地録音ではなく、男声合唱のスタイルでのステージ(あるいはスタジオ)映像でした。しかし、この格調高い演奏も実に素晴らしいです。
「古き良きスイス」の伝統を維持していると言われる東北部のアペンツェルは、ナトゥア・ヨーデル(ほとんど歌詞のない母音唱法のヨーデル)の粋を聞かせる所。そのレパートリーが、悪魔祓いのツォイエリや牛集め歌クーライーエンなどです。ツォイエリは村の家々を回って披露されるので、秋田のなまはげにもしばしば喩えられます。
こういう商業化されない素朴なヨーデルの味わいは格別で、他のヨーロッパの男声合唱(コルシカ、サルディニア、グルジア、グレゴリオ聖歌、プロテスタントの聖歌等)と比較してもっと聞かれるべきでしょう。

Bim Wäli uf de Alp (s'Häwee Zäuerli)



正に山上の牧草地アルプでの歌唱。ユネスコ盤もこんな感じで録られたのだろうと思います。

Engelchörli - Em Edmund chläus siis

Engelchörli - s'Sunnebuebes

|

« Erzherzog Johann Jodler | トップページ | アッペンツェル ゲルニカ「夢の山嶽地帯」 »

スイス」カテゴリの記事

コメント

グルジア、グレゴリオ聖歌しか知らないですけど、肩を並べるものですねという感ました。

投稿: 百本八本 | 2011年10月11日 (火) 22時38分

百本八本様
いつも有難うございます。民族音楽を聞いていると、無伴奏の男声合唱というのは、結構ヨーロッパのあちらこちらにあることに気がつきますが、ヨーデルもその一つだったことには、もっと経ってから気が付くようです(笑)
おそらく観光化されたヨーデルのイメージが強すぎるからでしょう。

投稿: Homayun | 2011年10月15日 (土) 00時42分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アペンツェルのツォイエリ:

« Erzherzog Johann Jodler | トップページ | アッペンツェル ゲルニカ「夢の山嶽地帯」 »