アゼルバイジャンのマウンテン・ジュー
最近iPhone4Sを導入しまして、PCのiTunesと繋いだところ、ブックマークが同期されて、世界中のライヴTVのサイトがアイフォンにも入りました。Quick Timeに対応しているからでしょうか、アイフォンでも見れまして、アゼルバイジャンのライヴ放送なども視聴可能です。ソ連崩壊の頃の、アルメニアとのナゴルノ・カラバフをめぐる凄惨を極めた争いなど、もう昔になったのかなぁと思うこともしきりです。
昨日の二人のユダヤ系歌手の内、アーヤーンの名前はAyan Babakishiyevaでした。お詫びして訂正いたします。ナスィバ・アブダラーエヴァが歌っていたNigaranamのライヴ映像もありました。他にもいくつかアップしておきますが、それらは上記のTVでも見られるのではと思います。午前11時台にAZTVを偶然見た時には、ムガームの番組をやっていました。カフカスのマウンテン・ジューは、アゼルバイジャンと北のダゲスタンに多いそうです。サリット・ハダッドがイスラエルで活動しているのに対し、アーヤーン嬢は活動舞台をアゼルバイジャンに置いているようです。しかし、二人とも・・・、まぁそういう話は止めておきましょう(笑)
Mountain Jewish (Juhuri) Music on Azad Azerbaijan TV
個人的にこのNigaranamという曲、かなりツボに嵌りました(笑) 良い曲です。言葉はJuhuroの言葉のようです。アゼルバイジャン語(トルコ系)のユダヤ訛り、かと思ったら、系統的にはペルシア系になるようです。ヘブライ語はこれらの大衆的な歌には入っていないように聞こえます。ナスィバ・アブダラーエヴァの場合も、トルコ系のウズベク語かと思いきや、確かトランスオクシアナのペルシア語だったように思いますから、アーヤーンも取り上げ易いのかも。
Ayan - Heç kime men seni verən deyiləm
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