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2012年1月 8日 (日)

フォーレのピアノ四重奏

一昨日の記事でシチリアや南イタリアにはハチロクのリズムが多いことについて書きましたが、何年か前には、南イタリアのタランテラとコーカサスのレズギンカが似ていて、それはビザンツ帝国時代に双方が版図に入っていたことと関係あり?というような内容のことを書いたのを思い出しました。確かに似てる部分は多いように思います。現在は地理的に遠いような気がしますが、同じ国ということになれば・・。
そんな興味深い推論はさておいて(検証は難しいでしょうから)、今日はフォーレの他の室内楽を聴いてみようかと思います。ピアノ四重奏曲2曲、ピアノ五重奏曲2曲、ピアノ・トリオ、ヴァイオリン・ソナタ2曲、弦楽四重奏は、特に名作として知られていますが、まずはピアノ四重奏曲の第2番。エラートからユボー、ガロワ=モンブラン、ナヴァラ他の名盤が1番とカップリングで出ていて、80年代にLPが擦り切れるほど愛聴したものです。現在はSHM-CDで再発されています。
20世紀屈指の大作「失われた時を求めて」を書いた小説家プルーストは、フォーレの音楽を賞賛していたそうですが、どこかでピアノ四重奏第1番の感想について読んだような記憶があります。プルーストはベートーヴェンの後期の弦楽四重奏も愛好し、カペー四重奏団を自宅(おそらくコルク貼りの頃)に呼んで14番などを所望したそうです。15番では特に第5楽章を好んでいたというエピソードも興味深く思いました。ピアノ四重奏曲の第2番についてもどう感じたか知りたいところですが、今の所資料は目にしたことがありません。私はこの曲を聞くと1番以上に非常にデジャヴュ感(コンブレーでのプチ・マドレーヌの逸話のように?)を刺激されると言うか、これ程美しい音楽(クラシックに限らず)は稀なように思います。25年ほど前にはフランス人以外の演奏は皆無に近かったですが、最近は日本人演奏家もたまに取り上げているようです(竹澤さんはそう言えばプーランクのヴァイオリン・ソナタも最近弾かれていました)。往年の、ロン、ティボー、フルニエ他の演奏も素晴らしいです。今日は何故か埋め込みが機能しないので、全てyoutubeサイトのリンクです。
最後に、今日のローゼン先生の発表会では、シシリエンヌを何とか無難に?弾き終えたことをご報告しておきます(笑) 同門の先輩の皆様(もし見ていらしたら)お疲れ様でした。そして、体調の悪い中、いつにも増してハートフルな素晴らしい演奏を聞かせて下さったローゼン先生、有難うございました。

 

Faure - Piano Quartet No.2 Op.45, Ⅰ.Allegro molto moderato

Faure Piano Quartet #2, Kyoko Takezawa, Paul Neubauer, Carter Brey, Shai Wosner

Fauré Piano Quartet no. 2 op. 45 -- Long/Thibaud/Vieux/Fournier (2/4)

G FAURÉ PIANO QUARTET nº 2, Op 45 in G minor Adagio ma non troppo.BEETHOVEN

Fauré Piano Quartet no. 2 op. 45 -- Long/Thibaud/Vieux/Fournier (4/4)

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