1950年代のクレジャニ村
昨日は眠気に勝てずアップ出来ませんでしたm(_ _)m
タラフ・ドゥ・ハイドゥークスの住むクレジャニ村の古い映像が見つかりました。これは貴重映像では。現在のタラフの面々の演奏にそっくりで、1950年代からほとんど何も変わってないなという印象です。おそらく弾き語りだと思いますが、エモーショナルな語り口だけでなく、合間に弾くヴァイオリンの終止形(ピツィカートの後すぐに弓弾き)は、すぐさまネアクシュ爺さんの演奏を想起させます。最近のタラフですが、バルカン・ブラスとの超絶コラボのカラーが強く、器楽的に厚みもあり強化されていますが、ネアクシュのように昔ながらのメッセージ性の強い、渋い弾き語りをする人が少ないように思えるのが気になるところです。ロマ吟遊詩人の燻し銀の語りをまた聞かせて欲しいものです。
Cântec de dragoste ca pe Neajlov: Lunca Obedeanului / Love song from Vlasca
"Cântec de dragoste ca pe Neajlov: Lunca Obedeanului" performed by Gheorghe Moţoi (vocal), field recording from 1951. Romanian tradional love folk song from Clejani village, Wallachia, Vlașca area.
| 固定リンク
「ルーマニア」カテゴリの記事
- エスマとファンファーレ・チョカリーア(2022.06.24)
- ルメ・ルメと小さなつぼみ(2022.06.23)
- ラジオ・パシュカニから(2022.06.22)
- バロ・ビアオ(盛大な結婚式)後半(2022.06.20)
- Fanfare Ciocarlia Live In Berlin 2004(2022.06.17)
コメント