« 八雲琴と和琴 | トップページ | 鎮魂の民謡 »

2012年3月11日 (日)

鎮魂の雅楽

決して忘れることの出来ない3月11日になりました。あの辛く悲しい日から一年が経ちました。ここ数日、ちょうど3.11で日本に戻ってくるように回ってきて、ちょうど雅楽を見ていましたので、何か鎮魂の雅楽を上げようと思い検索したところ、こちらに曲目(1,2曲目)が出ていました。この2曲に鎮魂の意味合いも含まれているのかと今日初めて知りましたが、よりストレートに追悼曲とイメージできるのは3,4本目でした。龍笛独奏で、葬送の想いが染み透るような、幽玄にして清澄な調べ。改めて、犠牲になられた方々のご冥福と、被災地の出来るだけ早い(と軽々しく言えない大変な状況ですが)復興をお祈りして。

盤渉調 越殿楽



一昨日のブログに、古琴は和琴に、古筝は現代の筝に似ているのでは、とコメントを頂きました。和琴の弦は6本と少ないので、確かにそのようです。中国の古筝→カヤグム→和琴という意見は訂正しておきます。雅楽の琴でも、楽筝がこちらの系譜に当たるようです。和琴は、大陸から伝来した楽筝と違って、日本古来の琴とされています。ですので、古琴との関係もあるのかどうか不明でしょう。何しろ古琴が登場した頃の日本は、弥生以前の縄文時代ですから。弦の数から、アイヌのトンコリとの共通性を指摘されることもあるようです。

明治神宮・浦安の舞

雅楽 盤渉調 白柱 龍笛独奏 DRAGON FLUTE SOLO



「竹林楽」とともに葬送曲として葬儀のときに演奏される、とのこと。

雅楽 盤渉調 竹林楽 龍笛独奏 DRAGON FLUTE SOLO



教訓抄

『古老物語に曰く、大国の葬送にはこの曲を奏す。よって吉事にはこの曲用いるべからず』

昭和天皇の御大葬にもしばしば演奏された曲である。

|

« 八雲琴と和琴 | トップページ | 鎮魂の民謡 »

純邦楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 鎮魂の雅楽:

« 八雲琴と和琴 | トップページ | 鎮魂の民謡 »