« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »

2012年6月

2012年6月29日 (金)

G.アルタン他のチェ・ゲバラ賛歌

例のトルコのサーカシアの歌手、ギュルジャン・アルタンの歌唱に、何とHasta Siempre(アスタ・スィエンプレ)がありました。これはトルコのサーカシアンの歌手としては異色中の異色だと思いますが、どうなのでしょうか。アスタ・スィエンプレ・コマンダンテは、チェ・ゲバラ賛歌として余りに有名で、オリジナルのカルロス・プエブラの歌唱(3本目)が何と言っても最高この上無しですが、ベネズエラのソレダ・ブラボやギリシアのマリア・ファランドゥーリの歌唱も強く印象に残りました。このアルタンの歌唱もパッショネートで聞かせます。もちろん元のスペイン語で歌っています。おまけで、4本目にビオレッタ・パッラの名唱も。

Gülcan Altan- Hasta Siempre

Hasta Siempre - Gülcan Altan

Carlos Puebla - Hasta siempre Comandante Che Guevara

Hasta Siempre Comandante Cheguevara. Violeta Parra

Aprendimos a quererte
desde la histórica altura
donde el sol de tu bravura
le puso cerco a la muerte.

Aquí se queda la clara,
la entrañable transparencia,
de tu querida presencia
Comandante Che Guevara.

Tu mano gloriosa y fuerte
sobre la historia dispara
cuando todo Santa Clara
se despierta para verte.

Vienes quemando la brisa
con soles de primavera
para plantar la bandera
con la luz de tu sonrisa.

Tu amor revolucionario
te conduce a nueva empresa
donde esperan la firmeza
de tu brazo libertario.

Seguiremos adelante
como junto a ti seguimos
y con Fidel te decimos:
!Hasta siempre, Comandante!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月28日 (木)

アディゲのイスラメイ 舞踊と合唱

他のトルコのサーカシアン歌手は今の所見つかってないので、北コーカサスに戻します。
イスラメイと言えば、クラシック・ファンにとっては何よりもロシアの作曲家バラキレフの超絶技巧ピアノ曲の曲名として知られていて、レズギンカと極めて近い舞踊らしいというようなことも、07年に書いたように思います。今日の2本は、この年の動画ですが、おそらく初アップではないかと思います。アディゲの優美な伝統舞踊の素晴らしさは言わずもがなですが、合唱の盛んなコーカサスの伝統を生かしつつ、西洋的なテクニックも備えた女声合唱もかなり素晴らしいと思います。確かこのグループの名もイスラメイだったと思います。冒頭に出てくるユダヤのショファルのような角笛が、また興味深いです。
07年の時点でのwww.petsiye.netには、エンドレスでアディゲの色々な音楽が流れていましたが、久しぶりに覗いたら大分様変わりしていました。

İSLAMEY SON GÖSTERİSİ BÖLÜM 1

İSLAMEY SON GÖSTERİSİ BÖLÜM 5

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月27日 (水)

ギュルジャン・アルタン

サーカシアンのギュルジャン・アルタンという女性歌手について少し調べてみましたが、日本語のページは見当たらずでした。細川直子さんの「トルコ 旅と暮らしと音楽と」を見てみても名前は出てこず、まぁこの本の出た96年当時は余り知られてなかった歌手なのかも知れません。今日は色々と他の映像を上げておきますが、1,2本目などは歌だけでなく衣装からしてサーカシア(チェルケス)そのもの。「サーカシアンの魂」とまで名づけられたアルバムの3曲目を、トルコ人の一般リスナーがどういう風に聞いているのか、気になるところです。
同じように考えると、南カフカスの名歌「Sari Gelin」を歌っていたギュライは、もしかしたらアルメニア系かアゼルバイジャン系なのでしょうか?

Defne Her Şey Bambaşka - Çerkez Şarkıcı Gülcan Altan - 12.05.2010

Gülcan ALTAN-SALAMANA XATSA.mpg

この曲もカフカス調

Gülcan Altan-Adiyuf

Gülcan Altan-Benim Adım Kırmızı

冒頭はトルコのサナート的な、精妙な節の旨みを聞かせる歌唱。

Gülcan Altan - Li Beyrut

何とレバノンのファイルーズが歌っていた「愛しきベイルート」(アランフェス協奏曲の編曲)もありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月26日 (火)

サーカシアンのトルコ歌手 Gulcan Altan 

東京[無形文化]祭については、また何か関連してアップするかも知れませんが、とりあえず北コーカサスに戻します。
22日に 「実はトルコに最もサーカシアン系の住民が多いようですので、またそちらも少しずつと考えています。有名な歌手の中にもサーカシアン出身の人がいるようです。」 と書きましたが、既に一人この人はどうもそうらしい、という歌手を見つけていました。
ギュルジャン・アルタンという女性歌手ですが、インタビューの間に出てくる歌は音楽的にサーカシア風なわけではないので、ほとんど一般のトルコ・ポップスと言って良いのでは。しかし、躍動的な2曲目は明らかにアディゲ調で、どこかで聞いたことがあるメロディ。アディゲに原曲があるのかも知れません。コーカサスのハチロク・リズムが迸る情熱的な一曲です。トルコの歌手として、自分のルーツをこれ程はっきりと表現するのは、珍しいようにも思いますがどうなのでしょうか。
インタビューをよく聞いていると、サーカシアより、チェルケスの語が頻繁に出てきているようです。トルコにおけるサーカシア系の歌手のスタンスというのは、興味深いものがあります。トルコ語に堪能な方のコメントを頂けましたら、有難い限りです。

Gülcan Altan-Trt Sanat2011 Programı

Gülcan Altan (Adige Ceug Live Record)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月25日 (月)

東京[無形文化]祭

今日も北コーカサス・シリーズをお休みして、お知らせです。関東にいらっしゃる方は、既にチラシ等でご存知のことかも知れませんが。
<東京の夏>音楽祭が終わってしまって寂しい思いをしている方は多いと思いますが、今年からついに(その流れを汲むと言って良いと思いますが)、東京[無形文化]祭が近々催されることになりました。Ustream配信は既に終わっていましたが、制作発表会のダイジェスト映像が上記公式サイトでご覧になれます。(以下に埋め込みも入れておきます)
06年の<東京の夏>ではシャハラーム・ナーゼリー公演で即売に出たりしたのも、早6年も前のことになりました。懐かしい方々のお元気そうな姿を拝見して、久々に上京してみたいようにも思っていますが、先に地元での用事が入ってしまっていました(^^;

第一回東京[無形文化]祭 制作発表会(ダイジェスト)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月22日 (金)

Who are Circassians in Jordan

「チェルケスとヨルダン」よりも、Circassian Yordanで検索した方が沢山の映像が見つかるようです。それらの中から、彼らの苦難の歴史と現在のヨルダンでの生活が分るような映像と、舞踊関係を上げておきます。こういうドキュメンタリーは日本語で見られるような番組はまずありえませんが、英語ならかなりあります。(英語の場合は、サーカシアンではなくサーケイジャンと発音されています) 舞踊に関しては、祖国にいた頃とそっくり同じではないかと思う程ですが、どうでしょうか。
そして、ヨルダンだけでなく、実はトルコに最もサーカシアン系の住民が多いようですので、またそちらも少しずつと考えています。有名な歌手の中にもサーカシアン出身の人がいるようです。ヨルダンなどのアラブ圏においてはアラブの文化の影響を余り受けてないようにも見えますが、トルコの場合は知っている限りでは、ほとんど一般のトルコ・ポップスと聞き分けることは困難なように思いました。(言葉が分ればまた違ってくると思いますが)
アップしながらも私自身一本一本じっくり見れている訳ではありませんが、今回こうして彼らの現実の姿が少しずつ明らかになってきて、とてもすっきりした気分です(笑)

1. Who are Circassians in Jordan.wmv

Circassians in Jordan2. Ethno-linguistic identity and language maintenance.wmv

CIRCASSIAN DANCERS FROM JORDAN

OLD CIRCASSIAN DANCE FROM JORDAN

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月21日 (木)

Circassians in Jordan

ヨルダンのチェルケス人(サーカシアン)の現在の姿と声を収めた秀逸なドキュメンタリーがありました。様々な年代のサーカシアンの人々が語る姿を見ている内に、段々とヨルダンでの彼らのコミュニティーがどんな風なものか、おぼろげながら伝わってくるように思います。英語で話す人もいますが、アラビア語がどちらかと言えば多いようです。そして字幕はトルコ語で、彼らの生活がいかに多言語環境にあるかがよく分かります。
バックにはドリ(カフカス・ドラム)とアコーディオンが常に鳴り響いていますが、ドリの装飾音の入り方などを聞くにつけ、イランのレングとの類似性を改めて感じます。

The Circassians in Jordan (Part 1)

The Circassians in Jordan (Part 2)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月20日 (水)

ヨルダンのチェルケス人

例のAd Vitam RecordsのJordanie / Circassia Musique Tcherkesseが出てから、より一層ヨルダンのチェルケス(サーカシア)音楽が気になっていますが、youtubeで絞り込んだところ、アコーディオン奏者のAbida Omar以外にも色々と出てきました。ヨルダンと言えば、チェルケス人がロシア帝国領から移住した頃にはオスマン帝国でした。現在は音楽ではアラブ系が中心の国ですが、そこで北コーカサスから来たチェルケス人たちがどんなコミュニティーを作っているのか、少し探ってみようかと思います。もう一度アビダ・オマルの映像から。そして、ヨルダンでのサーカシア舞踊、現代ヨルダンでのサーカシアンの声まで。

Abida Omar -the Queen of Circassian Music

1998 JORDAN Festival - Adige, Kafkas, Abhaz, Asetin..

Voices of Circassians from May 21 2011 - Amman, Jordan

冒頭、日本の我々にはほとんど全く知られていないサーカシアのジェノサイドの悲劇とディアスポラについて綴られています。Voices of Circassians who took part in the first May 21 standout in Amman, Jordan, in front of the Russian Embassy commemorating the 147th anniversary of the Circassian Genocide's tragic history.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月19日 (火)

Bellydance JAPAN Vol.20

現在台風4号が日本のど真ん中を通過中です。伊予では大したことありませんでしたが、これからの進路方向の東日本の皆様は十分お気をつけ下さい。こんな時ですので、シリーズをちょっとお休みして、お知らせです。
Bellydance JAPAN Vol.20(イカロス出版)という特製CD付雑誌が5月に出ましたが、その中で「アラブ音楽の基礎知識」という記事を兵庫教育大学名誉教授の水野信男氏が書かれています。その記事内容に関連したディスコグラフィーの選定を水野先生から依頼を受けまして、私が担当させて頂きました。バラディ、サイーディー、シャービー、オリエンタル、エジプシャン・ポップスムワッシャハレバノンイラク・シリア、湾岸諸国マグレブイラントルコバルカン半島、というジャンルや地域で選んでいます。是非書店でご覧下さい。(雑誌自体は今の所HPには載せておりませんが、当店でもご注文をお受けすることは可能です。雑誌掲載の各CDはご注文可能です。)
Bellydancejapan20

Samia's Dance ( Remix ) / Jalilah's Raks Sharki 5 - Stars Of The Casino Opera

Jalilah's Raks Sharki の3をリストアップしましたが、この演奏はJalilah's Raks Sharki 5から。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月18日 (月)

アブハズの追悼歌

今日はアディゲ関連のリンクで気になっていた映像です。アブハジアはコーカサス山脈の南側で、長らくグルジアに属していましたが、現在では実質上独立状態になっているようです。サーカシア(チェルケス)、アブハジア、グルジア共にコーカサス諸語の民族ですが、同じ語族の中でもグルジアよりサーカシアの方に言語的には近いそうで。
今日の映像は紛争で亡くなった人を悼んでいる風景ではないかと思いますが、グルジアのパンドゥリやチョングリに似た弦楽器の掻き鳴らし伴奏で歌われる、切々と心に迫る歌がとても印象的です。

ABHAZYA - SAVAŞTA HAYATINI KAYBEDEN KARDEŞLERİMİZİN ANISINA

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月15日 (金)

アディゲの合唱とポップス

今日はアディゲの歌ものです。グルジアの多声合唱とも酷似した幽玄な味わいの男声合唱と、アディゲのポップスですが、どちらもこれまでにはほとんどアップしてないと思います。特にポップスを聞くのは今回初めてのような気がします。チェチェンのマッカ・サガイーポヴァの音楽にも、やっぱり似ています。ドリなどのカフカス・ドラムの浮き立つようなリズムは、とにかくそっくり。あまり上手くはないけれども、若いアディゲ美人の歌唱を堪能できる一本ということで(^-^)。サーカシア(アディゲ)の結婚式に歌われる歌のようです。Фатима Дзыбоваは、そのままならファティマ・ジボーヴァとでも読めそうですが、Dzybe Fatimaというローマ字表記が付いています。

adige xabze

Фатима Дзыбова (Dzybe Fatima) -Адыгэ джэгу (Circassian wedding)

Альбина Токова - Хапар

こちらはタグにカラチャイが見えますので、もしかしたらテュルク系のカラチャイのレズギンカかも。メロディは少しそんな感じに聞こえます。カラチャイ・チェルケスとカバルダ・バルカルはそれぞれ一つの国ですが、大分前にも書いたと思いますが、異民族(コーカサス系とテュルク系)を一緒にして一種の緊張状態に置くことで、ソ連自体への不満をそらせる意図があったようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月14日 (木)

サーカシア

今日はサーカシアの場所がよく分かる映像を2本選んでみました。コーカサス山脈を挟んでグルジアとアブハジアの北に位置するサーカシアは小さい地方ですが、何と独自の文化を残していることでしょうか。同じコーカサス系の、グルジア、ヴァイナフ(チェチェン、イングーシ)等との違いと共通点はそれぞれ色々あるように思いますから、4年前より少し突っ込んで調べてみようかとも思っています。
一本目にはサーカシアの美術と伝統音楽が出てきますが、ロシアとトルコという大国の間での、戦いと苦難の歴史が刻まれたような絵画が興味深いです。

Circassians, Cherkess, Adiga

CİRCASSİA - 1830

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月13日 (水)

サーカシアのアコーディオン

4年余り前にも書きましたが、もう一度確認しておきますと、ロシア連邦内の北コーカサス西部の、西からアディゲ、チェルケス、カバルダのコーカサス系3民族(テュルク系のカラチャイとバルカルは外して)を総称してサーカシアと言いますが、チェルケス、またはアディゲとも言うことがあるようで、その辺がややこしいです。
サーカシアの映像を見ると舞踊が多い訳ですが、伴奏楽器の中心はアコーディオン(ボタンアコーディオンはプシャシャと呼ばれたと思います)とカフカス・ドラムということになるでしょう。アコーディオンだけというのは返って珍しいのですが、結構ありますので、2本ほど上げておきます。
一本目はアディゲ共和国の首都マイコープでのアディゲ・フェスティヴァル2000の映像のようです。吟遊詩人かシンガーソングライターでしょうか、アディゲ語の響きも興味深いし、続く弾き語りは幾分シャンソンのようでもあり、しっとりと聞かせてくれます。しかし、リズムはしっかりハチロクです。
2本目のアビダ・オマルという女性のアコーディオン弾きの映像は07年に上げた記憶があります。ヨルダンにはサーカシア系の移民がかなりいまして、例のAd Vitam Records( ヨルダンのチェルケス移民 サーカシアの音楽)は彼らの音楽の現在の姿を記録していました。今日の映像はかなり古い時期のもので、左手の強靭なリズムの上にサーカシアの古風なメロディが乗る音楽は、とても美しいものです。中東のヨルダンにこんな北国風な音楽が伝承されているのは、かなり不思議な感じがします。

MAYKOP ADİGE FESTİVAL 2000 BOLÜM25

Abida Omar -the Queen of Circassian Music

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月12日 (火)

アディゲのナルメス

07年暮れにもアップした動画がまだありました。懐かしいので、一本目に上げておきます。このナルメスという舞踊アンサンブルは、確かにアディゲ共和国の団体のようです。北コーカサスは美人が多くて、殿方は目の保養にもなるのでは?(^-^) 北カフカス(サーカシアまたはチェルケスと総称されます)の美女はオスマン帝国時代は歴代スルタンやエリート官僚、軍人にももてはやされ、寵愛されたそうで、現代のトルコ人にその血を引く人も多いのかも知れません。
男は鷲のように勇敢、女性はこの上なく優美。その両方を、レズギンカやイスラメイに代表されるハチロクのカフカス・リズムの舞踊音楽は、上手く表現していると思います。鄙びた感じの素朴なメロディも良いです。2本目は2010年ですから、最近のステージの模様。ディアスポラというのが気になります。

Ей мардж Налмэсыр къэшъо / Танцует Нальмэс / Nalmes is dancing

NALMES 2010 İST. - DİASPORA DANCE.mpg

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月11日 (月)

アディゲ サーカシア

2ヶ月余り続けましたペルシア音楽のシリーズを一まず終えまして、次は北コーカサスへ。2007年に当ブログを始めて間もない頃、集中的に取り上げたエリアですが、その後またyoutubeは続々と出てきているようです。CDもその頃はほとんど見かけませんでしたが、イギリスのTopic Records盤(反抗の歌:チェチェンと北コーカサス諸国の音楽)を皮切りに、ロシアのMelodiya(旧ソ連の民族音楽アンソロジー・シリーズ)、フランスのAd Vitam Records( ヨルダンのチェルケス移民 サーカシアの音楽)と、続々と出揃いました
次回の冬季オリンピックの開催地ソチの近くのアディゲから行きたいと思っていましたが、同じサーカシアの国々であるチェルケスとカバルダ(いずれもロシア連邦内)も一繋がりのように出てきます。07年にはアディゲのものと思っていたウオルク・カーファ(今日の一曲目)もカバルダでも出てくるなど、かなり楽曲の共通性があるようです。
グルジアやチェチェンなどと同じコーカサス系民族の証しでしょうか、音楽的には8分の6拍子のレズギンカ的なリズムが目立ちます。イランのレングも同じハチロク(少し遅いテンポですが)なので、地理的にも近いだけに、他人の空似と思えない、というようなことも前に確か書きました。

Kabardinka Kafe - www.cerkes.gen.tr

NALMES ADİGE ÇERKES

The circassians.الشراكسة . АДЫГЭХЭР

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月 8日 (金)

パリサー&ダスタン

往年のパリサーとゾルフォヌーン、パリサーとアリザーデの組み合わせは、先述のようにそれぞれJVCとキングの盤に貴重な記録が残っていますが、イラン革命後消息不明のようになっていたパリサーのカムバック後の音源は、フランスのPLAYA SOUND盤を皮切りに、ドイツのNetwork MedienとアメリカのKereshmeh(Quarter Tone)から出ていました。今日の2本目はNetwork MedienのShooridehから。バックのダスタン・アンサンブルはベールズニアーが弾いている細身のバルバット(ウードの祖先に当る弦楽器)が特に興味をそそるグループです。
師匠のマームード・キャリーミーから「あらゆる旋法を歌いこなし、イラン音楽の演奏者に求められるものを全て持っている。私の最高の教え子である。」と折り紙付きだったという名歌手ファーテメ・パリサー。「ペルシア音楽の宝石」と賞賛されながら女性であるが故に79年後のイランでは活動が禁じられてきましたが、95年のヨーロッパ・ツアーをきっかけに活動を再開しました。
一本目のように、昨日の77年の演奏の時と同じタスニーフでは、聴衆の我々だけでなく歌っている彼女自身にも特別な感慨が去来したことでしょう。世界的な民族音楽学者であった故・小泉文夫氏は、「もし死に際して5分間だけ音楽を、....と言われたら躊躇なくペルシアの歌を選ぶだろう。それはピアノでは表現できない微分音があり、あれほど絢爛な旋律はないから」(中東音楽の三極「中東ハンドブック」より)とまで激賞しましたが、同時代の歌手ではパリサーの歌唱が最もそのイメージに近かったのではと思います。(78年の東京ライヴを氏が絶賛していたような評をどこかで見たような気がします)

PARISA & DASTAN pire farzaneh PDF.mpg

Parisa/Dastan ensemble: "Shoorideh" (avaz-e afshari)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月 7日 (木)

パリサー&アリザーデ 1977

ファーテメ・パリーサーホセイン・アリザーデの1977年のものと思われるこの映像は大分前にも上げましたが、シーラーズの芸術祭映像を色々見ていましたので、ここで再度上げておきます。キングの「ペルシャ追想」に入っていたこのナヴァー旋法の歌唱と演奏の素晴らしさは言わずもがなで、冒頭のタール独奏からたっぷりと、しっとり聞かせてくれます。このナヴァーの導入部は最高だなと、何度見ても思います。

Hossein Alizadeh Parisa Parviz Meshkatian Nava

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月 6日 (水)

シャジャリアン&バハーリー

パリサー&アリザーデは前にも上げたように思いますし、すぐにリンクが見つからないので、今日もシャジャリアンです。75年より前のシーラーズでのフェスティヴァル映像のようです。モノクロ画面に映るシャジャリアンは、昨日より更に若々しくダンディ。歌声ももちろん瑞々しく伸びがあって素晴らしいです。タハリールも華麗に聞かせます。
演奏はタール、セタール、ネイ、サントゥール、トンバクが合奏部分には入りますが、特筆すべきは、無拍の部分の歌(アーヴァーズ)を繊細にサポートするケマンチェの神様、アスガール・バハーリーの渋い妙技。やはりこれが一番の見物でしょう。ペルシア語のタイトルも、「モハメド・レザー・シャジャリアン、アリ・アスガール・バハーリーと・・・」でメンバーの記述が終わっています。勿論、他の奏者も素晴らしいのですが・・。

محمد رضا شجریان ، علی اصغر بهاری و.... جشن هنر شیراز

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月 5日 (火)

シャジャリアン&ロトフィ 1975

やはりShiraz Arts Festisvalの77年の回にパリサー&アリザーデが登場したようですから、以前のキングのシリーズにあった「ペルシャ追想 イランの古典音楽」(監修:小泉文夫、柘植元一)の録音は正にその時のものでした。
昨日のリンクから、75年の回の映像が見つかりましたので、今日はこちらをアップしておきます。シャジャリアンとタール奏者モハンマド・レザー・ロトフィ他の演奏です。何と51分を越すフル映像でした。ロトフィは大変な名手でありながら、欧米盤はほとんどなかったので、余り知られていないように思います。Kereshmehからシャジャリアン&ロトフィの名義でAbu Ata Cocertという名盤がありましたが、こちらも現在は入手難になっていたと思います。しかし、二人の若さにも驚きました。

Shajarian Lotfi in Shiraz Art Festival, 1975, Full program

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月 4日 (月)

Shiraz Arts Festisval

土日休みが定番になりつつあります(笑)m(_ _)m 結局にらみ合い、腹の探りあいのまま情勢は止まっていますので、もう少しペルシア音楽で続けて他に移動しようかと思います。ガソリン価格も落ち着いて来ましたし、取りあえずは大事にならなさそうで何よりです。
シャフナーズとテヘラーニのデュオを見ていましたが、同じ時のライヴ映像と思われるものに、シャヒーディーがアーヴァーズを歌っているものがありました。これまた素晴らしい歌唱で、後半ではメズラーブを使わないレフト・ハンド奏法が見られます。エジプトのウード奏者、ナスィール・シャンマが来日した時にもやっていたのを思い出しますが、タールの場合、もっと楽に音が出ているように見えます。トンバク奏者が映っていませんが、芯のある強い音ですぐわかりますが、やはりホセイン・テヘラーニでした。以下の通りの豪華メンバーですが、オコラの例の「イラン ペルシアの音楽」と全く同じです。
このShiraz Arts Festisvalの77年の会に、例のパリサー&アリザーデが登場したのだろうと思います。解説にThe Shiraz Arts Festival was an arts festival held annually from 1967 to 1977 in the Iranian city Shiraz. とありましたが、その77年の会が最後だったようです。2年後の79年はイラン革命の年ですから。

SHAHIDI, عبدالوهاب شهيدي ♥ Shiraz Arts Festisval, جشن هنر شيراز - Part 3

"ABDOL-VAHAB SHAHIDI, عبدالوهاب شهیدی" ♥ "JALIL SHAHNAZ, جلیل شهناز" ♥ "HOSSEIN TEHRANI" ♥ "ALI-ASGHAR BAHARI, علی اصغر بهاری" ♥ "HASSAN NAHID, حسن ناهید" ♥ "FARAMARZ PAYVAR, فرامز پایور" ♥

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月 1日 (金)

シャフナーズ&テヘラーニ

更にリンクを辿っていると、タールのジャリール・シャフナーズとトンバクのホセイン・テヘラーニのデュオの部分も上がっていました。これはまた最高のデュオ演奏です。この組み合わせは、何度も書きましたが、オコラの「イラン ペルシアの音楽」と同じです。
トンバクが入る中間部分は拍節のある速いチャハールメズラーブだと思いますが、一つ気になったのは、テヘラーニの左手人差し指。長いリーズ奏法の時に、人差し指が膜面に当っているようには見えないのですが、どうでしょうか。リーズの時は、何があっても左の人差し指が当るように、と教わったものですが(笑)。意外にこの指を当てるのが難しいのですが、巨匠テヘラーニですから、アンサンブル用の指使いで(音量を調節して?)叩いているのかも知れません。

Jalil Shahnaz - Jashn Honar Shiraz

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »