ギュルジャン・アルタン
サーカシアンのギュルジャン・アルタンという女性歌手について少し調べてみましたが、日本語のページは見当たらずでした。細川直子さんの「トルコ 旅と暮らしと音楽と」を見てみても名前は出てこず、まぁこの本の出た96年当時は余り知られてなかった歌手なのかも知れません。今日は色々と他の映像を上げておきますが、1,2本目などは歌だけでなく衣装からしてサーカシア(チェルケス)そのもの。「サーカシアンの魂」とまで名づけられたアルバムの3曲目を、トルコ人の一般リスナーがどういう風に聞いているのか、気になるところです。
同じように考えると、南カフカスの名歌「Sari Gelin」を歌っていたギュライは、もしかしたらアルメニア系かアゼルバイジャン系なのでしょうか?
Defne Her Şey Bambaşka - Çerkez Şarkıcı Gülcan Altan - 12.05.2010
Gülcan ALTAN-SALAMANA XATSA.mpg
この曲もカフカス調
Gülcan Altan-Adiyuf
Gülcan Altan-Benim Adım Kırmızı
冒頭はトルコのサナート的な、精妙な節の旨みを聞かせる歌唱。
Gülcan Altan - Li Beyrut
何とレバノンのファイルーズが歌っていた「愛しきベイルート」(アランフェス協奏曲の編曲)もありました。
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