アディゲの合唱とポップス
今日はアディゲの歌ものです。グルジアの多声合唱とも酷似した幽玄な味わいの男声合唱と、アディゲのポップスですが、どちらもこれまでにはほとんどアップしてないと思います。特にポップスを聞くのは今回初めてのような気がします。チェチェンのマッカ・サガイーポヴァの音楽にも、やっぱり似ています。ドリなどのカフカス・ドラムの浮き立つようなリズムは、とにかくそっくり。あまり上手くはないけれども、若いアディゲ美人の歌唱を堪能できる一本ということで(^-^)。サーカシア(アディゲ)の結婚式に歌われる歌のようです。Фатима Дзыбоваは、そのままならファティマ・ジボーヴァとでも読めそうですが、Dzybe Fatimaというローマ字表記が付いています。
adige xabze
Фатима Дзыбова (Dzybe Fatima) -Адыгэ джэгу (Circassian wedding)
Альбина Токова - Хапар
こちらはタグにカラチャイが見えますので、もしかしたらテュルク系のカラチャイのレズギンカかも。メロディは少しそんな感じに聞こえます。カラチャイ・チェルケスとカバルダ・バルカルはそれぞれ一つの国ですが、大分前にも書いたと思いますが、異民族(コーカサス系とテュルク系)を一緒にして一種の緊張状態に置くことで、ソ連自体への不満をそらせる意図があったようです。
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