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2012年7月

2012年7月31日 (火)

Giora FeidmanのLibertango2

続いてアルゼンチンのジューイッシュ・コミュニティーについて調べてみようかとも思いましたが、今日は果たせませんでした。夏ばてでしょうか、異様にだるくて、昨日に続いて短くて済みません。一昨日某所でフォーレのエレジーを弾いたもので、燃え尽き状態になっているのもありまして(^^;(笑)m(_ _)m
指揮者のイヴァン・フィッシャーさんは確かN響を指揮していたこともあったはず。ブダペスト祝祭管弦楽(こういう和訳で良いのだろうと思いますが)も独特のハンガリー的なニュアンスを感じさせます。リベルタンゴの間にアディオス・ノニーノが挿入されています。
2本目にハシディックな曲でのファイドマン節をたっぷり聞かせる一本を上げておきます。冒頭で披露されるのは、牡羊の角笛ショファルを模した音。タイトルにHalakaとありますが、おそらくハラハーのことでしょう。

Ivan Fischer and the Budapest Festival Orchestra the first 25 years/21 with Giora Feidman

Giora Feidman_Halaka Dance

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2012年7月30日 (月)

Giora FeidmanのLibertango

金曜の内容を受けて、ギオラ・ファイドマンのリベルタンゴを上げておきます。クレズマー枠で何度も取り上げた名手で、King of Klezmer Clarinetとも呼ばれていました。アルゼンチン出身なので、ピアソラも取り上げたのでしょうが、ユダヤの音楽との接点を何処かに見出していたのかどうか、出来ることなら聞いてみたいものです。

Giora Feidman & Gershwin-Quartett "Libertango"

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2012年7月27日 (金)

Illenyi Katica & Illenyi Aniko

昨日は所用でブログアップは出来ませんでしたm(_ _)m
リベルタンゴで色々見ていて、寺井尚子さんがラ・クンパルシータを演奏されている映像を見ました。ヴァイオリン中心の演奏だからでしょうか、ジプシー音楽やクレズマーの響きを感じさせる部分があるなと思いました。これは興味深いなと思って、更に他を見ていると、大分前に他の曲でアップした女性ヴァイオリニストKatica Illenyiの映像を発見。エル・チョクロのようなタンゴ名曲からピアソラ・ナンバーまで、室内楽スタイルの美しい演奏を聞かせてくれます。名前から推測できますがハンガリー人です。(ヴァイオリニストがイレーニ・カティカ、チェリストがイレーニ・アニコ。姉妹のようです) 前にアップしたのは「シンドラーのリスト」テーマ曲だったように思います。イディッシュの旋律からタンゴまでが自然に同居するのは、ハンガリーの音楽家ならではでしょう。アルゼンチンにはアシュケナジームのユダヤ人も結構いるそうで、あの有名なクラリネット奏者ギオラ・ファイドマンもそうでした。

Libertango

El Choclo

Jealousy Tango

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2012年7月25日 (水)

Libertango

90年代だったと思いますが、チェリストのヨーヨー・マの演奏でピアソラのリベルタンゴが大ブレークしました。サントリーローヤルのCMの力が大きかったと思います。当時余り気にしてなかったもので、その最初のブレーク自体はリアルによく知らないのですが(同じくヨーヨー・マのJ.S.バッハ無伴奏1番のプレリュードのブレークについても)、チェロという楽器に合うことは確かでしょう。今では実に色々な人が演奏していて、大人っぽい雰囲気のコクのある音楽の哀愁美は一聴して忘れられない印象を残します。イメージ的に昼か夜かと言えば、間違いなく夜の音楽でしょう(笑) モダンなアレンジが映えるのも人気の理由の一つでしょうか。ピアソラ自身は92年に亡くなっていますが、彼の残したモダンな音楽は、タンゴの大きな転換点になったのかも知れません。
ヨーヨー・マ、寺井尚子、マルタ・アルゲリッチ、そしてピアソラ自身の演奏でどうぞ。(同郷アルゼンチンの名ピアニスト、アルゲリッチまで! 驚きました。)

Libertango YoYo Ma

寺井尚子 libertango リベルタンゴ Naoko Terai

Libertango Martha Argerich

Astor Piazzolla-Libertango

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2012年7月24日 (火)

須山公美子

「小さな喫茶店」を歌っていた歌手が他にもいたなと思っていましたが、確かインディーズの歌手、須山公美子さんも80年代に歌っていたように思います。当時かなり彼女のライヴに通ったので、何回か聞いた覚えがあります。レトロ趣味の歌が多く、その世界ではタンゴやシャンソンがぴったりという印象でした。須山さんのyoutubeには「小さな喫茶店」は見当たらないので、代表作をアップしておきます。須山さん、現在はどうされているでしょうか?
タンゴに視点を戻せば、90年代はヨーヨー・マがリベルタンゴなどのピアソラ作品を一躍有名にしました。80年代に聞こえたタンゴがレトロ趣味なら、90年代以降のタンゴにはどんなキーワードが当てはまるでしょうか?

少女歌手_須山久美子

須山公美子

虫の時_須山久美子

パラドックス_須山久美子

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2012年7月23日 (月)

小さな喫茶店

今日はピアソラ作品ではありませんが、タンゴと言えば思い出す曲、「小さな喫茶店」です。この曲はアルゼンチン・タンゴではなくヨーロッパで生まれたコンチネンタルタンゴの名曲の一つ。こちらに作曲者と歌詞についての解説がありました。
この曲を歌っていた歌手で思い出す人と言えば、菅原洋一とあがた森魚です。菅原さんの歌唱も清々しくて良かったですが、あがたさんの歌唱がまたウィットが効いて楽しかったのを昨日のように覚えています。
戦靴の音が近づく時期(昭和9年)に日本に紹介されたとは思えないような曲の明るさ。そこに昭和レトロ趣味をからめたあがた節に、何ともタンゴが似合いました。収録されていた「バンドネオンの豹(ジャガー)」がリリースされた1987年頃にはライヴを見に行きました。youtubeで久々に聞いていると、二重三重に懐かしさが込み上げます。

小さな喫茶店 中野忠晴

小さな喫茶店 菅原洋一&梓みちよ UPC‐0098

小さな喫茶店 あがた森魚

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2012年7月20日 (金)

オブリビオン(忘却)

他のタンゴ名曲に行こうと思いますが、ピアソラのアディオス・ノニーノを見たので、もう一度オブリビオン(忘却)も見ておきたいと思います。何年か前にも色々な編成でアップしました。ピアソラ自身のライヴがあればベストですが、どうもすぐには見つかりませんでした。
一本目のギドン・クレーメルの演奏は特に美しいと思います。あのクレーメルがこの曲を!と驚きました。J.S.バッハの無伴奏とは一味違う顔を見せてくれます。
実は私は80年代頃はピアソラの音楽が苦手でしたが、最近は妙にしっくり来るようになりました。年のせいでしょうか(笑) 最初にこのオブリビオンやリベルタンゴ辺り聞いていれば違ったのかも知れませんが、かなりマニアックなアルバムから入ってしまったので、音楽の重さと自分の若さが吊り合わなかったようです。

Oblivion - Astor Piazzolla

Piazzolla Tango - Oblivion

Oblivion (Astor Piazzolla)

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2012年7月19日 (木)

LA CUMPARSITA y ADIOS NONINO

「ラ」で始まるタンゴが続いていますが、今日も「ラ」で始まる曲から。LA CUMPARSITAは、タンゴの代名詞のように広く知られている曲で、耳タコの方も多いかも知れませんが(笑)、昨日に引き続き巨匠ファン・ダリエンソの楽団のきりりと引き締まった演奏を聞くと、イメージが変わるのではないでしょうか。こんな風に指揮するのかと、非常にびっくりしました(笑) バンドネオン奏者の真ん前で激しく煽るように指揮している姿には驚きました。この曲名は、スペイン語で「小さな行列」を意味し、作曲者が、学生行列をイメージして作曲したそうです。それで思い出しましたが、中学の時に運動会の団体の体操で使われていた記憶があります。
2曲目はピアソラの作品でオブリビオンと並んでマイ・フェイヴァリットなアディオス・ノニーノ。海外での演奏活動中に亡くなったピアソラの父(愛称ノニーノ)へ捧げられた初期の作品で、個人的には有名なリベルタンゴより好きな一曲です。特にヴァイオリンの独奏辺りで、「アディオス(さよなら)・ノニーノ!」という切ないテーマを重ね合わせると、更に深く沁み入る曲です。ギター独奏版もありますが、やっぱりキンテートが良いです。

JUAN D'ARIENZO - "LA CUMPARSITA "

ASTOR PIAZZOLLA "ADIOS NONINO" [HQ]

Astor Piazzolla y su Quinteto Tango Nuevo (HD) .Concert in Utrecht, Netherlands.1985.Integrantes del Quinteto
Astor Piazzolla -- Bandoneón
Fernando Suarez Paz -- Violín
Oscar Lopez Ruiz -- Guitarra eléctrica
Hector Console -- Contrabajo
Pablo Ziegler -- Piano

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2012年7月18日 (水)

La punalada

今日はウィキペディアのミロンガの記事に載っていたもう一つの代表曲、ラ・プニャラーダ La puñaladaで調べてみました。ピンティン・カステジャーノス(Pintín Castellanos)作曲で、1936年発表。原題は、『ナイフの一突き』という意味だそうです。何やら物騒な気もしますが(笑)、きっと深い意味(おそらくは艶っぽいような?)があるのでしょう。
ファン・ダリエンソ楽団の演奏が有名だそうで、これまたよく知られたタンゴの巨匠です。私も大昔にLP(名曲ラ・クンパルシータ他)を所有しておりましたが、この曲が入っていたかどうか、見つけ出せれば確認できますが、今の所行方不明で・・(笑)
ウルグアイのモンテビデオのカフェで初演されたというエピソードから察するに、ミロンガのルーツのイメージを大切にした初演だったのかな、と思いました。しかし、この曲は厳密にはタンゴではなく、やはりミロンガということになるらしいです。だからギター・ソロなどの方が、元のミロンガのイメージに近いそうです。
ファン・ダリエンソを一曲目に、二曲目はギター・トリオですが、これまたやたらにカッコイイです。

la puñalada - juan d'arienzo

Las Guitarras de Oro - La Puñalada (tango milonga)

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2012年7月17日 (火)

La Trampera

昨日は暑さで参って早々眠り込んでしまって、ふと目が覚めたら大きく日付を跨いでおりました(笑)m(_ _)m
さて、先週末にはタンゴのミロンガを少し見ていましたが、ピアソラやタンゴの歌でない、実際の踊りでのタンゴのミロンガはどんな感じなのか、少し探してみました。ミロンガはタンゴのダンスパーティーのことを意味する言葉でもあるそうなので、実際のミロンガ名曲と言う事で「ラ・トランペーラ La trampera」という曲で当ってみました。この曲は、アニバル・トロイロという私でも知っている有名なタンゴ楽団のリーダーの作曲でした。こんな古い時期の貴重映像が手軽に見られるのも、youtubeならではです。ギターとバンドネオンによるデュオなどもあって、これもなかなか興味深いです。
ミロンガは、元々ラ・プラタ川辺りのバントゥー系黒人の踊りにルーツがあるそうですが、タンゴでは結構古い時期から洗練されているように見えます。

ANIBAL TROILO " LA TRAMPERA "

Anibal Troilo: La Trampera - Milonga by Duruoz, Trivisonno

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2012年7月13日 (金)

ミロンガ ピアソラとガルデル

ミロンガと言えば、フォルクローレよりタンゴの方で知られているかも知れません。特に、革新的なタンゴを創造したアストル・ピアソラの「天使のミロンガ」は耳にされた方が多いはず。クラシックやジャズの要素を取り入れながらも、タンゴの歌心を大切にした演奏は実に素晴らしく、洗練されたピアソラ自身のバンドネオンだけでなくヴァイオリンの濃厚な表情も良いです。大分前に上げましたオブリビオン(忘却)もそうですが、ピアソラの音楽は夜のムードと言うか、大人っぽい洗練された音色で酔わせてくれます。
往年のタンゴの名歌手カルロス・ガルデルもミロンガの名曲を歌っていました。このミロンガ・センティメンタルでタンゴにおけるミロンガが復活したそうです。個人的にガルデルの歌で昔から愛好していた曲「マノ・ア・マノ」が、何とガルデル自身のギター弾き語りで上がっていましたので、3本目に併せて上げておきます。ミロンガではないと思いますが、こんな格好良い歌もなかなかないです。

Astor Piazzolla: milonga del angel

CARLOS GARDEL - MILONGA SENTIMENTAL

Carlos Gardel - Mano a Mano

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2012年7月12日 (木)

ミロンガ

ユパンキの歌に登場する他の音楽ジャンルにミロンガがありますが、昨日の「牛車にゆられて」は、ミロンガに入るそうです。フォルクローレだけでなく、タンゴにもミロンガは入っていますが、このように田舎のフォルクローレと、都市部のタンゴの両方に入っているジャンルというのはミロンガ位でしょうか? タンゴのミロンガには、記憶を辿るとアストル・ピアソラや、確かカルロス・ガルデルの歌にもあったように思います。タンゴのミロンガは後日見ることにしまして、今日は他の歌手による「牛車にゆられて」と、ユパンキの歌う「インディオの道」の2本。日本人の琴線にも強く共鳴してきた彼の歌声は、最近の若い方にはどう聞こえるのでしょうか。

Los ejes de mi carreta /Atahualpa Yupanqui - Shiro el Arriero on TV

Los Ejes de Mi Carreta! シロ・エル・アリエーロ(大竹史朗)によるホンジュラス、TVライブ演奏。ユパンキの牛車にゆられて。

Atahualpa yupanqui - Camino del indio

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2012年7月11日 (水)

牛車にゆられて YupanquiのZamba 

タイトル後半は昨日と同じ「ユパンキのサンバ」ですが、今日はスペイン語で入れました。1,2曲目は、ユパンキの最も有名な曲の一つ「牛車にゆられて」で、2本目はユパンキの唯一の弟子であった日本人演奏家ソンコ・マージュ氏の演奏。この曲はハチロクには聞こえないので、サンバではないと思います。3,4曲目は再びサンバ(Zamba)です。1,2,3、4,5,6とカウントできますが、4本目では4拍目に太鼓の縁を叩いているのが、とてもアルゼンチン・フォルクローレ的に聞こえます。

Atahualpa Yupanqui - Los ejes de mi carreta

ソンコ・マージュ Sonko Mayu-Los ejes de mi carreta Yupanqui

アタウアルパ・ユパンキ唯一の弟子ソンコ・マージュ1988年のライブ音源。Sonko Mayu Atahualpa Yupanqui Los ejes de mi carreta LIVE at Horado Public Hall 26-Nov.'88 アタウアルパ ユパンキ 牛車にゆられて

Atahualpa Yupanqui Tierra Querida Zamba Folclore Argentino

Piedra y Camino (Autor: Atahualpa Yupanqui)

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2012年7月10日 (火)

ユパンキのサンバ

今日はアルゼンチン・フォルクローレの至宝、アタウアルパ・ユパンキサンバ(Zamba)です。Zamba(スペイン語ではZは濁音にならないので)の独特な8分の6拍子の粘るリズムと、ギター一本の時のバスの音の深い余韻、そして何よりも語り部ユパンキの渋い歌声、どれを取ってもやっぱり凄いなと思います。有名な「トゥクマンの月」から。

Atahualpa yupanqui Luna tucumana

Atahualpa Yupanqui - Zamba del Otono

Atahualpa Yupanqui - Caminando (zamba)

yupanqui zamba del viento.wmv

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2012年7月 9日 (月)

こわれたギター

Zambaと言えばやはりユパンキも見ておかないと、と思っていますが、その前に例のヴィラ=ロボスの「こわれたギター」を探してみました。原題はViola Quebradaと言います。ベルガンサであれば良いのですが、それは見当たらず。ブラジルのサウダーヂよりも、スラヴ的な情趣に近い雰囲気すら感じさせる曲です。何本か映像が出てきましたが、色々なスタイルに編曲されて弾かれていて、驚きました。ヴィラ=ロボスの名が見えず、もしかしたらアノニム(作者不詳)の曲のように扱われているのでしょうか? ヴィオラ(Viola)とは、ヴァイオリン族のヴィオラではなく、ノルデスチ(ブラジル東北部)の10弦(または12弦)の小振りな複弦ギターのことですから、2本目は正にそのヴィオラでの弾き語りになります。

Rolando Boldrin - Viola quebrada

Composed by Mário de Andradeとなっていますが、原曲はヴィラ=ロボス作だと思います。

Viola Quebrada

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2012年7月 6日 (金)

南米歌曲のサンバ

今日のタイトルだけ見た方は、?と思われると思いますが、サンバは例のZambaですから、アルゼンチン北西部の民族舞曲です。昔のアニメ「母をたずねて三千里」の舞台の一つだと言えば、親しみが増すかと思いますが(笑)、確かトゥクマン(ツクマンとも)が出てきたように記憶しています。この辺りのサンバやミロンガなどのアルゼンチンのフォルクローレ(民謡)を歌う代表的な名歌手が、昨日のメルセデス・ソーサであり、男性のアタウアルパ・ユパンキでした。
スペインの大歌手に、メゾ・ソプラノのテレサ・ベルガンサがいますが、彼女の名盤の一つに、スイスのClaves原盤の「エマよ、さようなら ベルガンサ南米歌曲を歌う」がありました。ブラジルのヴィラ=ロボスの「こわれたギター」という名曲に始まりますが、サンバ(Zamba)もその中にありまして、アルゼンチンの現代作曲家カルロス・グアスタビーノの「渇きの底から(Abismo de sed)」という曲がそれでした。冒頭の「こわれたギター」が個人的に特に好きでしたが、この曲はモジーニャというブラジルの抒情歌曲の系譜に属するとのこと。「昔のサンバ」というヴィラ=ロボスのサンバ・カンソンの曲も入っていますが、こちらはよく知られたSambaの方です。つまり、一枚にZambaとSambaの両方が入っていることになります。(上記クラーヴェス盤がキングからLP発売された時の濱田滋郎氏の解説を参照)

Abismo de sed

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2012年7月 5日 (木)

アルフォンシーナと海

昨日の「チェのサンバ」は、チェ・ゲバラがアルゼンチン出身であることから、チリの歌手ビクトル・ハラがZambaの形式を着想したのかも知れません。他のサンバ(Zamba)はどんなのがあったか、色々心当たりを探してみました。グアスタビーノにも確かにありましたが、それは明日にしまして、今日は飛び切りの名曲を。
時々Ottavaを流していて惹き付けられるギター曲がありまして、曲名を調べたらアリエル・ラミレス作曲の「アルフォンシーナと海」という曲とのこと。そして、何とこの曲もアルゼンチンのサンバ(Zamba)でした。ゆったりとした8分の6拍子の曲調は、哀愁に富んで実に美しいです。ラミレスと言えば、80年代の末頃にミサ・クリオージャがクラシックでかなり話題になりました。
「アルフォンシーナと海」の創唱者はアルゼンチンのメルセデス・ソーサだそうです。彼女の往年の素晴らしい歌声と、ギター・ソロの方は現地の演奏家の映像が色々ありますが、日本語解説があるので、今日の一本目にしました。

アルフォンシーナと海(Alfonsina y el mar)

アルゼンチンの作曲家、アリエル・ラミレスによる名曲のギター・ソロ編曲版です。
編曲者はホルヘ・カルドーソ。
入水自殺した女流詩人アルフォンシーナ・ストルニへ捧げられたアルゼンチン・サンバの傑作です。

Mercedes Sosa-Alfonsina y el mar

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2012年7月 4日 (水)

Zamba del Che

EL CHE VIVEには、ビクトル・ハラの歌う「チェのサンバ」という名曲も入っていました。ZambaはブラジルのSambaとは全く別で、アルゼンチン北西部の8分の6拍子の舞曲。確かユパンキの歌や、グアスタビーノの歌曲などにもサンバの名曲がありました。
今日のZamba del Cheでは、ハラの重く引きずるような哀切な歌声が胸に迫ります。チェ・ゲバラへの熱い追悼歌であると共に、数年後のハラ自身の壮絶な虐殺死を思い起こさずにいられない一曲。フォルクローレ(民謡)も、このように南米の国や地方、歌手によってかなり印象が異なります。

VÍCTOR JARA - Zamba del Che

Víctor Lidio Jara Martínez (Spanish pronunciation: [ˈbiktor ˈliðjo ˈxaɾa marˈtines]) (September 28, 1932 -- September 16, 1973) was a Chilean teacher, theatre director, poet, singer-songwriter, political activist and member of the Communist Party of Chile. A distinguished theatre director, he devoted himself to the development of Chilean theatre, directing a broad array of works from locally produced Chilean plays, to the classics of the world stage, to the experimental work of Ann Jellicoe. Simultaneously he developed in the field of music and played a pivotal role among neo-folkloric artists who established the Nueva Canción Chilena (New Chilean Song) movement which led to a revolution in the popular music of his country under the Salvador Allende government. Shortly after the Chilean coup of 11 September 1973, he was arrested, tortured and ultimately shot to death with 44 bullet shots by machine gun fire. His body was later thrown out into the street of a shanty town in Santiago. The contrast between the themes of his songs, on love, peace and social justice and the brutal way in which he was murdered transformed Jara into a symbol of struggle for human rights and justice across Latin America.

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2012年7月 3日 (火)

Amorosa Guajira

カルロス・プエブラのCarlos Puebla Y Sus Tradicionales / Canciones Tradicionales Cubanas(キューバの伝統的な歌)に入っていたAmorosa Guajira(アモローサ・グアヒーラ)は、デリケートな転調が儚く美しい曲で、Hasta Siempreと並んで強く印象に残っていましたが、こちらも名曲のようで、かなり映像が出てきました。
この曲はプエブラ作ではなく、Jorge González Allué(ホルヘ・ゴンサーレス・アルエ)作のCriolla(クリオージャ)になるようです。同アルバムに入っていたのは、ジャンルと言っていいのでしょうか、クリオージャとボレロでした。ボレロと言えば、ラヴェルのボレロが判で押したように出てきてしまいますが(笑)、このアルバムに入っているのは本家本元キューバのボレロ。
とにかくカルロス・プエブラの深みのある美しいバリトン・ヴォイスが最高でした。書き忘れていましたが、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブで一躍人気の出た故コンパイ・セグンドがお好きな方には絶対のお薦め。残念ながらプエブラの楽団の演奏は見当たらないので、オマーラ・ポルトゥオンド他の歌唱で上げておきます。

Trio Cubano Voces del Caribe, Amorosa guajira

Amorosa Guajira

OMARA PORTUONDO - AMOROSA GUAJIRA

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2012年7月 2日 (月)

更にHasta Siempre

金曜にアップしましたチェ・ゲバラ讃歌のHasta Siempre関連で見ていくと、名曲ですから夥しい数の関連映像がありました。その中には懐かしのニナ・ハーゲンとか、ええっ!こんな人も!という映像があります。そんなわけで、今日もキューバ~中南米です。ラテン・アメリカはこれまでほとんど取り上げてなかったし、カルロス・プエブラの歌うソンとかは個人的に最も好きな中南米音楽ですから、この際少しまとめて。スペイン語の響きがこれほど美しく聞こえる曲も珍しいように思います。

Inti Illimani - Hasta Siempre Comandante Che Guevara.wmv

Monitorから確かビクトル・ハラとの共演もあったと思いますが、同じチリのフォルクローレグループ、インティ・イジマニの演奏でアスタ・シエンプレ・コマンダンテ。iインティ・イリマニと書かれることが多いかも知れませんが、スペイン語の正しい発音は、イジマニの方が近いと思います。

Yo no canto por cantar - Victor Jara

アスタ・スィエンプレではありませんが、ビクトル・ハラも一曲。壮絶な処刑のエピソードでも知られる歌手ですが、歌声も演奏も実に素晴らしいです。

Soledad Bravo - Hasta siempre Comandante Che Guevara

ソレダ・ブラボの名唱も上がっていました。Budaのベネズエラ民謡(フォルクローレ)アルバムも秀逸でした。

Nina Hagen Commandante Che Guevara

Jan Garbarek - Hasta Siempre

何と、北欧ジャズの大御所ヤン・ガルバレクの演奏でアスタ・スィエンプレ。

Atahualpa Yupanqui - Homenaje al Che Guevara

アスタ・スィエンプレではありませんが、アルゼンチン・フォルクローレの大歌手アタウアルパ・ユパンキの歌うゲバラへのオマージュ曲。例のエル・チェ・ヴィーヴに収録されていました。

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