アルフォンシーナと海
昨日の「チェのサンバ」は、チェ・ゲバラがアルゼンチン出身であることから、チリの歌手ビクトル・ハラがZambaの形式を着想したのかも知れません。他のサンバ(Zamba)はどんなのがあったか、色々心当たりを探してみました。グアスタビーノにも確かにありましたが、それは明日にしまして、今日は飛び切りの名曲を。
時々Ottavaを流していて惹き付けられるギター曲がありまして、曲名を調べたらアリエル・ラミレス作曲の「アルフォンシーナと海」という曲とのこと。そして、何とこの曲もアルゼンチンのサンバ(Zamba)でした。ゆったりとした8分の6拍子の曲調は、哀愁に富んで実に美しいです。ラミレスと言えば、80年代の末頃にミサ・クリオージャがクラシックでかなり話題になりました。
「アルフォンシーナと海」の創唱者はアルゼンチンのメルセデス・ソーサだそうです。彼女の往年の素晴らしい歌声と、ギター・ソロの方は現地の演奏家の映像が色々ありますが、日本語解説があるので、今日の一本目にしました。
アルフォンシーナと海(Alfonsina y el mar)
アルゼンチンの作曲家、アリエル・ラミレスによる名曲のギター・ソロ編曲版です。
編曲者はホルヘ・カルドーソ。
入水自殺した女流詩人アルフォンシーナ・ストルニへ捧げられたアルゼンチン・サンバの傑作です。
Mercedes Sosa-Alfonsina y el mar
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