小さな喫茶店
今日はピアソラ作品ではありませんが、タンゴと言えば思い出す曲、「小さな喫茶店」です。この曲はアルゼンチン・タンゴではなくヨーロッパで生まれたコンチネンタルタンゴの名曲の一つ。こちらに作曲者と歌詞についての解説がありました。
この曲を歌っていた歌手で思い出す人と言えば、菅原洋一とあがた森魚です。菅原さんの歌唱も清々しくて良かったですが、あがたさんの歌唱がまたウィットが効いて楽しかったのを昨日のように覚えています。
戦靴の音が近づく時期(昭和9年)に日本に紹介されたとは思えないような曲の明るさ。そこに昭和レトロ趣味をからめたあがた節に、何ともタンゴが似合いました。収録されていた「バンドネオンの豹(ジャガー)」がリリースされた1987年頃にはライヴを見に行きました。youtubeで久々に聞いていると、二重三重に懐かしさが込み上げます。
小さな喫茶店 中野忠晴
小さな喫茶店 菅原洋一&梓みちよ UPC‐0098
小さな喫茶店 あがた森魚
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