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2012年9月18日 (火)

Handel-Halvorsen Passacaglia

連休前後ブログはお休み状態になっておりましたm(_ _)m

パッサカリア(passacaglia)と南米のパサカージェ(pasacalle)の関係について見ていまして、パサカージェのようにカーニバルや行進曲の要素のあるパッサカリアを探そうということでしたが、その前にまずはクラシックで有名なパッサカリア(先日取り上げたJ.S.バッハ以外で)を幾つか見ておこうかと思います。

作曲家で言えば、J.S.バッハ以外には、個人的に愛好しているのもありまして、ブラームスの交響曲第4番の終楽章、ウェーベルンのパッサカリア辺りをすぐに思い出します。サティにもそう言えばあったなと、ウィキペディアを見て思い出しました。

更にはyoutubeで初めて知った曲に、ハルヴォルセンのヴァイオリンとヴィオラのためのヘンデルの主題によるパッサカリアがありまして、これはイツァーク・パールマンとピンカス・ズーカーマンのデュオを聞いて(見て)大変驚いた一本でした。パッサカリアで検索したところ、この曲は上位をかなり占めていて、パールマン&ズーカーマン以上に凄い演奏もありました。それはヤッシャ・ハイフェッツとプリムローズのデュオで、ヴァイオリンの神様とヴィオラ名人の至芸を味わえる一本ですが、ハイフェッツとピアティゴルスキーのデュオでは、ヴィオラの替わりにチェロで弾いていて、これをチェロで弾くか!という更なる驚きを覚えました。

このヘンデル作品の編曲もののように、パッサカリアと言えばクラシックでは、崇高な3拍子の変奏曲という印象が強いと思います。名高いシャコンヌと境目が不明瞭な程に似ています。この楽曲形式のルーツに行進曲、カーニバルの要素があったのかどうか、その点を後日もう少し当って見ます。

HANDEL - Passacaglia -Perlman e Zukerman

Jascha Heifetz - Handel-Halvorsen Passacaglia



Jascha Heifetz and William Primrose play Handel's Passacaglia, arranged by Johan Halvorsen for violin and viola. May 22, 1941

Handel-Halvorsen - Passacaglia - Jascha Heifetz, Gregor Piatigorsky

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