クープランのパッサカリア
一人大事な人を忘れておりました。フランス・バロックの大作曲家、フランソワ・クープランのパッサカリアがありました。ポーランド往年の名女流チェンバロ奏者、ワンダ・ランドフスカの演奏です。
クープランのチェンバロ(フランス語ではクラヴサン)曲と言えば、数年前に「神秘な障壁」(「神秘的なバリケード」とも)中心にアップしました。重厚なパッサカリアという形式においても、同じくフランス的な洒落た響きの曲になっていると思います。あのモーリス・ラヴェルがオマージュ曲「クープランの墓」を書いた程、フランス鍵盤音楽の中心にいる大きな存在です。
昨日多かったので、今日は一本だけにしておきます。
F Couperin, Passacaglia in B Minor Landowska
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