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2012年9月27日 (木)

スペイン古楽のパサカージェ、フォリア

そして、いよいよパッサカリアのルーツがあると言われるスペインの古楽を少し見てみましょう。語尾の-gliaというつづり(読みはグリアではなくリア)はいかにもイタリア語的で、スペイン語ならパサカージェとなります。イスパボックスのスペイン古楽集成に収録されていたスペイン・バロックの作曲家、ホアン・カバニージェスのパサカージェ(オルガン曲)がありました。この鄙びたイベリアの響きが本来のパッサカリアなのでしょう。

やはりスペイン起源の舞曲にフォリアがありますが、こちらも3拍子系で変奏曲形式になっている点でも少し似ています。フォリアでは、何と言ってもコレッリのラ・フォリアが有名です。ヴァイオリンの初学者は必ずと言って良いほど弾く曲で、私も昔やったことがありました。

20年ほど前にペルーの古楽のCDが色々出ていて、これらスペイン伝来のパサカージェやフォリアも聞けたのではと思いますが、現在手元にありませんでした。そして、フォルクローレで演奏される現在のパサカージェと、スペイン古楽曲との関係性が今回の焦点ということになります。

PASACALLES IV, de cuarto tono - Joan Cabanilles (1644 - 1712)

Juan Cabanilles - Passacalles de Primer Tono - High Quality Stereo Audio

Jordi Savall - Folías de España



巨匠ジョルディ・サヴァールの演奏。タイトルに「スペインのフォリア」とありますが、メロディはイタリア・バロックの作曲家コレッリのラ・フォリアと同じです。

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