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2012年11月

2012年11月30日 (金)

ブラジルのヴィオラ

スペイン語の「ビウエラ vihuela」は、イタリア語やポルトガル語では、「ヴィオラ viola」となるそうです。言うまでもなく、擦弦楽器(ヴァイオリン属)のヴィオラとは別物です。そう言えばフランスのBudaから「ブラジル東北部 ノルデスチのカンタドール・ディ・ヴィオラ Oliveira de Panelas & Daudeth Bandeira」という盤が出ていたことを思い出しました。 ノルデスチ(ブラジル東北部)の10弦(または12弦)の小振りなギターで、ブラジル版トゥルバドゥール(吟遊詩人)のような歌い手が弾き語っていました。カイピラと言えば、ヴィラ=ロボスのブラジル風バッハの一曲を思い出しますが、あの曲はこの楽器もイメージしていたのでしょうか。ノルデスチらしい明るい音色が良いです。
つまり、アンデスのチャランゴとブラジルのヴィオラは兄弟ということになるのだろうと思います。ボディの小ささからは、カヴァキーニョやウクレレと兄弟のように思いがちなチャランゴですが。
5本目など見ると、古楽器を離れて「ビウエラ」という楽器名はスペイン語圏で今でも生きているようです。この辺りから古楽器に遡れるか、それがこれからの課題です。

Daniel Viola (Solos de Viola Caipira)

VIOLA CAIPIRA - SELEÇÃO DE PAGODES PARA ESTUDO

SOLOS DE VIOLA

Bruna Viola

vihuela practice-Son De La Negra

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2012年11月29日 (木)

冬のビウエラ

今回調べてみて、チャランゴがビウエラの流れを汲んでいる事実を初めて知り、とても驚きました。ビウエラの古雅な音楽はクラシック・ギターでもよく演奏され、芳志戸幹雄さんはそれらスペイン古楽にも造詣が深く、よくTVでも演奏されていました。
もう少しビウエラの響きを鑑賞しつつ、どのように徐々にファルッカ(あるいはファンダンゴも?)のような奏法が入っていったか追えればと思いますが、それではスペインに引っ張られたままになりますので(笑)、南米の方も平行して進めようと思います。そんなスペイン的なギター奏法が生まれた後、南スペインでフラメンコが誕生しヒターノ(ジプシー)によって育まれ、一方では南米に渡ってチャランゴが生まれたのでは、と勝手に想像していますが。何年か前にバロック期のD.スカルラッティのチェンバロ・ソナタを取り上げましたが、フラメンコ成立前にもかかわらず、そこにはフラメンコに相当似通ったギター的響きとスペインのリズムがありました。
ルイス・ミランが活躍したのが16世紀、スカルラッティは18世紀前半ですから、スペイン的な奏法はその間に生まれたのだろうと思います。なお、今日のタイトルは「冬のリヴィエラ」の捩りです(笑) 最低気温4度くらいと言う、11月とは思えぬ寒さが続いていますので。

Fecit Potentiam - by Josquin and arranged for vihuela by Fuenllana

いかにもスペイン・ルネサンス的なビウエラのソロ。しかも素晴らしい音色の楽器です。

Vihuela - Valderrabano, Soneto

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2012年11月28日 (水)

芳志戸幹雄の「粉屋の踊り」

ファリャの「粉屋の踊り」のラスゲアードには色々な弾き方があるようで、演奏者によって様々に聞こえます。やっぱり強く強く印象に残っているのは、スペインの巨匠ナルシソ・イエペスの演奏です。ファルッカですから、火の様に激しいのですが、それと同時に翳りがあって、そこがスペイン音楽独特の魅力でしょう。イエペスの演奏は、その影の部分の一種冷やりとした感覚が、スペイン人にしか表現できないのではと思わせるものがありました。
「粉屋の踊り」で少し見ているだけで、懐かしい演奏者の映像が色々出てきますが、そんな中から芳志戸幹雄の演奏を上げておきます。「粉屋の踊り」は3曲目ですが、他の2曲も大変に素晴らしいです。79年頃にNHKのこの人のギター講座をよく見ていて、確かこの曲の楽譜を手に入れたのも、その時のテキストだったように思います。イエペスにも師事していた人なので、かなりこの曲でも似た趣があります。しかし、96年に49歳の若さで亡くなられていたことは、今日初めて知りました。荘村清志、渡辺範彦と共に、1947年生まれのクラシック・ギタリスト三羽烏と呼ばれ、1970年代には大活躍されていました。荘村さんの放送(番組名は確か「ギターを弾こう」でした)と並んで、大変お世話になったものです。

芳志戸幹雄 - 近代スペイン音楽

マラゲーニャ(アルベニス)
歌と踊り第1番(ピポー)
粉屋の踊り(ファリャ)

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2012年11月27日 (火)

ビウエラ・デ・マノ ファルッカ

チャランゴはスペインの古楽器ビウエラ・デ・マノが発展したもので、ボリビアのポトシ北部地方が発祥の地ではないかと推定されているそうです。
そこでビウエラ・デ・マノを調べてみました。スペイン・ルネサンスのルイス・ミランなどの曲を演奏している映像が出てきました。ビウエラ・デ・マノは、その名の通り「手のビウエラ」の意味でしょうか? かように古雅なビウエラの音が、どういう経過を辿ってあの激しいチャランゴの掻き鳴らしになるのか、その辺が興味深いところです。
スペインにおいてファルッカなどの奏法と混合して南米にもたらされたのかと思いますが、どうなのでしょうか。ファルッカの有名曲として、ファリャの三角帽子から「粉屋の踊り」を上げておきます。村治さんの映像もありましたが、掻き鳴らしでの右手がほとんど見えないのでこちらを。個人的に昔ギターで弾いた懐かしい一曲です。

Vihuela de Mano - Luys de Milán - Tommy Johansson

粉屋の踊り

Farruca ファルーカ

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2012年11月26日 (月)

LOS CALCHAKIS

有名なグループを忘れていました。ロス・カルチャキスは、80、90年代頃にはフォルクローレの代表格のように見られていたグループだったと思います。CDはフランスのArion等から沢山出ていました。ヨーロッパに亡命して活躍していたグループですが、祖国はアルゼンチン(北西部?)のようです。そう言えば、一本目は「母をたずねて三千里」のイメージで聞けるように思います。チャランゴだけでなく、どの楽器の腕前も素晴らしいです。

LOS CALCHAKIS - CHARANGUITO

El condor pasa-La tinya Los Calchakis

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2012年11月23日 (金)

Florindo Alvis

昨日はすっかりギアが入りかけたフラメンコからフォルクローレにどう戻そうか考えている内に、またもや居眠りして、アップできずでしたm(_ _)m(笑)
ボリビアの民族音楽音源では、昔はユネスコ盤、シャンデュモンド盤やオコラ盤がありました。オコラの方も廃盤になったように思いますが、その中に収録されていたのが、北ポトシ地方のフローリンド・アルビスという音楽家でした。彼のチャランゴ演奏がyoutubeに数本上がっていました。エルネスト・カブール以降の、ステージ・ミュージック(カブール言うところの「ネオ・フォルクローレ」)として練り上げられたタイプではなく、もっと日常の生活文化に沿った伝統音楽を今に伝えている人です。チャランゴも派手さはないですが、この素朴さが本来のアンデスの音楽なのでしょう。Ocora盤はアルビス・ファミリーでの演奏で、とりわけバルバラという録音当時86歳の老婦人の歌がインパクト大でした。

Florindo Alvis - Chiriwaya

III Festival du charango, Paris 2010

Florindo Alvis -Extrait d'un morceau joué pour la récolte

Festival de Charango

Festival de Charango en Dijon avec Alfredo Coca, ANtonio Perez, Florindo ALvis, José Mendoza et Julio Arguedas Jallalla !

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2012年11月21日 (水)

カマロン&パコ

また一本どうしても上げておきたいフラメンコの映像がありました。例のChant du mondeのフラメンコの巨匠シリーズでも出ていたコンビで、カマロン・デ・ラ・イスラのカンテをパコ・デ・ルシアが伴奏しているものです。シャンデュモンドの方でも同じ組み合わせで収録されていますが、一部はトマティートの伴奏でした。
こうして生演奏で見ると、その凄さがリアルに感じられます。1992年に42歳の若さで夭折した天才的な歌手カマロンは、カディスのミック・ジャガーとの異名も取っていたとか。

Camarón Paco Lucia

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2012年11月20日 (火)

サビーカス

今回はチャランゴの奏法と、フラメンコなどスパニッシュのギター奏法との関連性を見るのが目的ですので、フラメンコには深入りはしませんが、ものは序ですから、サビーカスの妙技も少し見ておこうかと思います。
サビーカスの音は、70年代にポリドールの国内盤LPで聞いたのが最初でしたが、深い音色と華やかな技巧に長く魅せられました。パコにも影響を与えたニーニョ・リカルドや、ラモン・モントーヤなどと一緒に、フラメンコ・ギタリストの巨人達の録音の一枚として90年代にChant du mondeからCDも出ていましたが、確か廃盤になったように思います。ただし、LPのような生々しい印象はなかったように記憶しています。
サビーカスの動画を見るのは今日が初めて。改めて美しい音色と凄みのある技巧に驚きました。パコよりもスペインらしい音色のように思います。ラスゲアード、トレモロなどの技法のどれをとっても完璧。歌心に溢れた名演です。

SABICAS RECITAL DE GUITARRA FLAMENCA

Sabicas- Arabian dance

SABICAS / SEGUIRIYAS / SOLEA / BULERIAS

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2012年11月19日 (月)

パコ・デ・ルシア ラスゲアード

金曜はまたもや睡魔に負けましたm(_ _)m(笑) 木曜のように早めに書ければ良いのですが、そうも行かないことが多く、日付変わる直前にすると今度は眠気に襲われるパターンが年々増えております。
フラメンコのラスゲアード奏法中心に見ておこうと思いますが、サビーカスなど往年の名手のyoutube映像があるかどうか気になりますが、80年代頃からのリスナーに一番馴染みなのは、やはりパコ・デ・ルシアではないかと思いまして、パコの妙技を中心に上げておきます。ルンバなども多いのですが、オーソドックスなフラメンコ演奏で、ラスゲアードが多く確認できます。スーパー・ギター・トリオの映像もありました。これなど古くからのファンにとって懐かしい限りでしょう。私はこの人の演奏は80年代前半にLPで何枚か聞きました。ファリャの編曲もの(「恋は魔術師」)なども印象に残っています。
3,4本目のようにラスゲアードには色々なパターンがあります。5本目は先日アップしたチャランゴ・ソロの映像です。やっぱり相当似ているように思いますが。

Paco de Lucia "la Barrosa"

パコの超絶技巧だけでなく、所々の二人の高速パルマ(手拍子)も凄いです。

PACO DE LUCIA , John McLaughlin , AL DI MEOLA

Rasgueado II

Basic Flamenco Right Hand Techniques "Rasgueos" Ruben Diaz CFG studio Malaga /

Leño Verde - Ernesto Cavour - Charango Boliviano Delgadillo

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2012年11月15日 (木)

レーニョ・ベルデ(緑の木)

エルネスト・カブール作の名曲と思しきLEÑO VERDE(レーニョ・ベルデ)という曲で今日は聞き比べをしてみましょう。訳するなら「緑の木」でしょうか。おそらくスチール弦であろうチャランゴの強靭な音にまず驚かされます。この凄まじい掻き鳴らしは、フラメンコのラスゲアード奏法の流れを汲んでいるのではと思ったりもしますが、どうなのでしょうか?
楽器自体はやはりスペイン古楽期の小型ギター(ビウエラ・デ・マノ)にルーツがあるようですが、この小ぶりなボディからは、ポルトガル文化圏の小型弦楽器をどうしても思い出してしまいます。ハワイのウクレレ、ブラジルのカヴァキーニョなどが、そのポルトガル・ルーツ楽器の代表格です。それらの多くは4弦ですが、チャランゴでは5コース復弦のようで、フレットも多いので、この高い音楽性が実現できるのだろうと思います。

LEÑO VERDE ERNESTO CAVOUR(レーニョ・ベルデ エルネスト・カブール)

Ernesto Cavour: "Leño Verde"

Leño Verde - Ernesto Cavour - Charango Boliviano Delgadillo

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2012年11月14日 (水)

チャランゴ・ヴィルトゥオーソ Ernesto Cavour

ボリビアのチャランゴ奏者では、エルネスト・カブールが余りに有名で、youtubeで見てみて確かにこれは凄いと改めて思いました。フォルクローレの枠を超えるような魅力的な音楽性。この数十年の間にフォルクローレをステージ・ミュージックとして練り上げたのは、この人の力が大きかったようです。

Concierto de Charango - Ernesto Cavour - Virtuoso

Ernesto Cavour

ERNESTO CAVOUR LOS ALARACOS (ロス・アララコス)

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2012年11月13日 (火)

鳥の歌 ルスミラ・カルピオ、カザルス

おそらくインカ発声の歌唱になるのでしょう、ルミスラ・カルピオの素晴らしい歌唱と、彼女の絶妙な鳥の鳴き真似を聞いて、カザルスの「鳥の歌」を並べてみたくなりました。至純の感動的名演として知られるカザルス晩年の国連ライブと、その10年前のホルショフスキー伴奏の演奏の両方をどうぞ。

Luzmila Carpio - Presagio de los pájaros

Casals "El Cant dels Ocells" at the U.N. Day カザルス『鳥の歌』

El Cant dels Ocells
Song of the Birds
The speech and performance by Pau Casals in October 24 (United Nations Day), 1971
鳥の歌
1971年10月24日(国連デー)におけるカザルスのスピーチと演奏

Pau Casals - El cant dels ocells (at the White House)

Pau Casals - Cello,
Mieczysław Horszowski - Piano
from the album "A Concert at the White Houe" (Columbia KL 5726) recorded live on November 13, 1961 at the White House and released in 1962.

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2012年11月12日 (月)

LUZMILA CARPIO

ペルーの南東に位置する内陸国、ボリビアに行ってみましょう。この国で思い出すのは、「すばらしい世界旅行」などでよく取り上げられていたチチカカ湖、というところで世代がばれそうですが(笑)。ペルーと並んでアンデスのフォルクローレの中心であることは周知の通りでしょう。
ペルーのチャランゴを見ていましたので、チャランゴ繋がりで探してみました。インカの末裔のケチュア族出身の女性歌手ルスミラ・カルピオが弾き語りをしている映像から。インド、イランなどの伝統音楽に造詣の深かった名ヴァイオリニストのユーディ・メニューインは、彼女の歌声を“歌うバイオリン”と形容していたそうです。チャランゴよりも、この素晴らしい歌声にまず惹き付けられます。これはあのインカ発声なのでしょうか?

BOLIVIA FOLKLORE AL MUNDO LUZMILA CARPIO "ARAWI " SOLO DE BOLIVIA PARA EL

Montañas Sagradas-Luzmila Carpio (BOLIVIA)

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2012年11月 9日 (金)

ハイメ・グアルディアのチャランゴとギター

アンデス風のギターの弾き方のルーツは、チャランゴにあるのかなと思ったりもしますが、どうなのでしょうか。ハイメ・グアルディアはリラ・パウシーナにも参加していたチャランゴ名手ですが、ギターを弾いている映像もありますので、出来るだけ奏法の分かるものでアップしておきます。チャランゴではラスゲアード風な掻き鳴らしも多いですが、ギターでは低音の動きを重視してでしょうか、掻き鳴らしはほとんど入ってきてないように見えます。チャランゴ伴奏のしっとりしたウアイノの一曲、実に素晴らしいです。

Jaime Guardia y Margot Palomino - "La oscuridad de la noche" Huayno

JAIME GUARDIA ME ROBAS EL ALMA

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2012年11月 8日 (木)

「アラン・ドロンのゾロ」 アサド兄弟

早速ラテン・アメリカのギターのデュオやトリオを探してみました。まず思い出したのは、ブラジルのアサド兄弟でした。ヨーヨー・マのピアソラ・アルバムのバックでの演奏などが記憶にある方も多いかと思います。映画「アラン・ドロンのゾロ」のデュオ?もありましたが、スパニッシュかメキシカンかと思ったら、音楽はGuido & Maurizio De Angelis グイド&マウリツィオ・デ・アンジェリス、とありましたので、名前から察するにイタリア系のようです。しかし、この音楽は明らかにメキシコかアメリカのイスパニックをイメージしているものでしょう。私は一本目のラテン的なギター曲が大好きで大昔に真似をした記憶があります(笑) そして、偶然ですが、本日11月8日は、何とアラン・ドロンの誕生日でした。「太陽がいっぱい」やゾロ、ボルサリーノ・シリーズ、ヴィスコンティ監督の山猫など、私の世代では広く親しまれていました。
いくつか聞いてみて、やはりフォルクローレ・ギターの弾き方は独特だなと改めて思います。アサド兄弟は、クラシック~同国の巨匠ヴィラ=ロボスの影響が、やはり感じられます。しかし3本目冒頭のD.スカルラッティ、素晴らしいです。

ALAIN DELON in ZORRO(1974) - To You Mi Chica

「アラン・ドロンのゾロ」 から 《ゾロのテーマ》

WCIU Channel 26 - "Assad Brothers - Classical Guitar" (1980)

Menino - Assad Brothers with Yo-Yo Ma

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2012年11月 7日 (水)

TRIO AYACUCHO

今日はもう一つの大御所グループ、トリオ・アヤクーチョの演奏です。歌とギターだけのトリオというのがなかなか新鮮で、ベースとコード弾き、ソロに分かれて上手くフォルクローレのグルーヴ感を出しています。ケーナがバックに入っていることも多そうです。Adiós Pueblo de Ayacucho(「さらば、アヤクーチョの人々よ」のような意味でしょうか)は、笹久保さんが演奏されていた曲と同じだと思います。
アヤクーチョは標高2731mに位置する高山都市で風光明媚な場所のようですが、40秒辺りの映像は、高所恐怖症の私としては手に汗握る映像でした(笑) 余談ですが、ラテン・アメリカではギターのデュオは方々にあったと思いますが、トリオは比較的珍しいのでは。デュオで真っ先に思い出すのは映画「アラン・ドロンのゾロ」の主題曲でした。あれは、スパニッシュかメキシカンな印象の爽快な曲でした。

TRÍO AYACUCHO - Adiós Pueblo de Ayacucho

TRIO AYACUCHO / Huerfano pajarillo (wayno)

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2012年11月 6日 (火)

Ayacucho Peru

今日はアヤクーチョがどんな所か見てみましょう。3本目のようなHD映像もありますが、1,2本目が見た中では秀逸で、ブラス中心の鼓笛隊や女性歌手が出てくるウアイノ(ワイノ)音楽が聞こえてきます。こういう音楽が演奏される祭の風景を見られるのは、何より興味深いものです。
例の20年前に出ていたP-vineの「ウアイノ音楽」(Huayno 1)に入っていたのは、こういう類の音楽でした。同じIEMPSAから第2集の「Huayno 2」が最近出ましたが、その中にはハイメ・グアルディア、リラ・パウシーナ、トリオ・アヤクーチョのような大御所の録音もありました。

paras 24 de junio 2012 ayacucho peru fiesta costumbrista

JÓVENES SARHUINOS / CARNAVALES "AYACUCHO - PERÚ"

AYACUCHO PERÚ Cultura Viva, Arte y Naturaleza [FULL HD]

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2012年11月 5日 (月)

Jaime GuardiaとLira Paucina

ペルーの音楽を巡りながら、オーソドックスなフォルクローレをほとんど取り上げていませんでした。今日はペルー最高峰の音楽家の1人で、アンデス音楽全般においても、最高のチャランゴ奏者といわれるハイメ・グアルディアと、彼が参加していた名門グループ、コンフント・リラ・パウシーナの演奏です。リラ・パウシーナの演奏は、アヤクーチョのワイノ(ウアイノ)などのフォルクローレを奏でています。ステレオタイプのフォルクローレのイメージを打ち破る、しかしそれらのルーツにあたるアヤクーチョのスピリチュアルな響き。笹久保さんはグアルディアにも師事していたそうです。

Yaraví Huerto Florido - Jaime Guardia y Pepita García-Miró

Jaime Guardia - Madrecita Linda

PARIHUANITA - FLOR DE MARGARITA - ME TOMARON PRISIONERO - LIRA PAUCINA - asm

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2012年11月 2日 (金)

トロ・マタ EVA AYLLON, Illapu, Jaime Torres

ちょっとくどいようにも思いますが、トロ・マタについて1400ほどの動画が上がっていますので、もう少し見てみましょう。この歌の本場からアフロ・ペルーの女性歌手EVA AYLLONのダンス付きの素晴らしいステージから。
2本目のイジャプは、チリのフォルクローレ・グループで、インティ・イジマニのようなヌエバ・カンシオン系をやっているイメージが強かったのですが、この曲も取り上げていたとは。ギターにフォルクローレ色が強く出ています。
3本目のハイメ・トーレスはアルゼンチンのチャランゴ奏者で、やはりフォルクローレの音楽家です。このように南米の国と様々な音楽ジャンルをまたがって演じられている曲のようです。

EVA AYLLON - TORO MATA

Toromata - Illapu (1988)

Jaime Torres y Bruno Arias - Toro Mata - FA 4/4

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2012年11月 1日 (木)

Celia Cruzのトロ・マタ  【訃報】

キューバの女性歌手セリア・クルース(1925–2003)のサルサ版「トロ・マタ」もありましたので、今日はこちらを上げておきます。これだけ賑々しく演奏されると、さすがに悲哀もどこかへ、という印象です。しかしトロ・マタとは、もしかしたら闘牛のことなのかも知れません。youtube検索結果を見てそう思いました。ラテン方面には、もちろん私などより遥かに詳しい方が沢山いらっしゃいますので、どなたかコメント頂けましたら嬉しい限りです。

今日はつい先ほど江波戸昭先生の訃報を知り、大きなショックを受けました。先生の民族音楽関係の著書やラジオ番組、また直接にも色々教えて頂きました。Uターン前の私の送別会でのペルシア語の歌唱(拙いトンバク伴奏は私でした)も忘れられません。
先生のご冥福をお祈り致します。

Celia Cruz - Toro Mata

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