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2012年11月28日 (水)

芳志戸幹雄の「粉屋の踊り」

ファリャの「粉屋の踊り」のラスゲアードには色々な弾き方があるようで、演奏者によって様々に聞こえます。やっぱり強く強く印象に残っているのは、スペインの巨匠ナルシソ・イエペスの演奏です。ファルッカですから、火の様に激しいのですが、それと同時に翳りがあって、そこがスペイン音楽独特の魅力でしょう。イエペスの演奏は、その影の部分の一種冷やりとした感覚が、スペイン人にしか表現できないのではと思わせるものがありました。
「粉屋の踊り」で少し見ているだけで、懐かしい演奏者の映像が色々出てきますが、そんな中から芳志戸幹雄の演奏を上げておきます。「粉屋の踊り」は3曲目ですが、他の2曲も大変に素晴らしいです。79年頃にNHKのこの人のギター講座をよく見ていて、確かこの曲の楽譜を手に入れたのも、その時のテキストだったように思います。イエペスにも師事していた人なので、かなりこの曲でも似た趣があります。しかし、96年に49歳の若さで亡くなられていたことは、今日初めて知りました。荘村清志、渡辺範彦と共に、1947年生まれのクラシック・ギタリスト三羽烏と呼ばれ、1970年代には大活躍されていました。荘村さんの放送(番組名は確か「ギターを弾こう」でした)と並んで、大変お世話になったものです。

芳志戸幹雄 - 近代スペイン音楽

マラゲーニャ(アルベニス)
歌と踊り第1番(ピポー)
粉屋の踊り(ファリャ)

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