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2012年11月29日 (木)

冬のビウエラ

今回調べてみて、チャランゴがビウエラの流れを汲んでいる事実を初めて知り、とても驚きました。ビウエラの古雅な音楽はクラシック・ギターでもよく演奏され、芳志戸幹雄さんはそれらスペイン古楽にも造詣が深く、よくTVでも演奏されていました。
もう少しビウエラの響きを鑑賞しつつ、どのように徐々にファルッカ(あるいはファンダンゴも?)のような奏法が入っていったか追えればと思いますが、それではスペインに引っ張られたままになりますので(笑)、南米の方も平行して進めようと思います。そんなスペイン的なギター奏法が生まれた後、南スペインでフラメンコが誕生しヒターノ(ジプシー)によって育まれ、一方では南米に渡ってチャランゴが生まれたのでは、と勝手に想像していますが。何年か前にバロック期のD.スカルラッティのチェンバロ・ソナタを取り上げましたが、フラメンコ成立前にもかかわらず、そこにはフラメンコに相当似通ったギター的響きとスペインのリズムがありました。
ルイス・ミランが活躍したのが16世紀、スカルラッティは18世紀前半ですから、スペイン的な奏法はその間に生まれたのだろうと思います。なお、今日のタイトルは「冬のリヴィエラ」の捩りです(笑) 最低気温4度くらいと言う、11月とは思えぬ寒さが続いていますので。

Fecit Potentiam - by Josquin and arranged for vihuela by Fuenllana

いかにもスペイン・ルネサンス的なビウエラのソロ。しかも素晴らしい音色の楽器です。

Vihuela - Valderrabano, Soneto

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