ラヴィ・シャンカルのキルワーニとピルー
ラーガ・キルワーニについては、このブログを始めた頃にインド通信への96年の投稿を転載したことがあります。その拙稿の通り、洋の東西を問わず、こういう短調の哀愁味のある美しい旋律には強く惹かれてしまうのですが、ラヴィ・シャンカルも時々キルワーニやピルー、ダルバリなど、マイ・フェイヴァリット・ラーガを演奏しているのを聞いたことがあります。youtubeにもありましたので、キルワーニとピルーを上げておきます。キルワーニは、最後のガットの部分だけですが。この骨太なタブラ伴奏は、アラ・ラカでは? ミシュラ・ピルーの方は、09年に他界したサロッドの至宝アリ・アクバル・カーンとのカーネギー・ホールでのライヴ。これ以上のヒンドゥスターニ音楽のデュオはもう出ないのではと思われるような二人でした。
Ravi Shankar - Gat Kirwani
Ravi Shankar & Ali Akbar Khan Live at the Carnegie Hall 1982
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