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2013年1月17日 (木)

下北の能舞

そろそろインドに戻ろうと思いつつ、松の内を過ぎても「日本」から抜け出せないでいますが(笑)、今日もまた地方の民俗芸能関係です。一昨日の記事に対して百本八本さんから頂いたコメントに「下北の能舞」についての言及ありました。私は見たことも聞いたこともなく、この名称自体初めて聞いたので、非常にびっくりした次第でして。
青森の下北と言えば、恐山の「イタコの口寄せ」をすぐさま思い出しますが、そういうシャーマン的な面は見えず、この映像では能の面や装束を付けた演者の神楽的な舞と、民謡と言うにはかなり変わった音階の笛の音が特異で(歌の節は津軽民謡風ですが)、強く印象に残りました。
下北の能舞は、熊野修験者(山伏)によって下北に伝えられたと言われる修験能を基調とした芸能で、国指定重要無形民俗文化財に指定されているそうです。下北半島各地で伝えられていたけれども、現在では下北郡東通村13集落(大利、上田屋、鹿橋、石持、蒲野沢、野牛、岩屋、尻労、尻屋、砂子又、白糠、下田代、猿ケ森)で演じられているそうです。民謡にも佐渡の相川音頭のように能楽の影響(主に節や風情)の感じられる歌がありましたが、能舞の場合は神楽との繋がりで見た方が良さそうな芸能です。比較のために、2本目に同じ地方の大神楽を入れておきます。

下北の能舞 鈴木

青森県東通村−大神楽

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