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2013年2月25日 (月)

TNKとMSG

南インド古典音楽のヴァイオリン演奏、再度T.N.クリシュナンに戻りますが、この一本目はこれまで何本か見た中で最高の演奏です。ヴィジ・クリシュナンという女性は、おそらくT.N.クリシュナンの娘ではないかと思いますが、この掛け合いからぐいぐい引っ張り、ムリダンガムが入ってからの演奏は、耳に残る快活なフレージングと共に、映像の悪さを越えて輝いています。思わず、凄いと連呼してしまうような演奏です。
今日のタイトルの後半は、もう一人の名カルナティック・ヴァイオリニスト、M.S.ゴパラクリシュナンのことです。TNKとMSGと、一部カルナティック音楽ファンの間では呼び習わされていると思いますので(笑) 取りあえずすぐに出てきたリンクから貼っておきましたが、TNKの豪快な演奏に比べてどうでしょうか。この一本目と並べてしまうと、少し大人しい演奏に聞こえるように思います。余談ですが、右のガタム奏者は、92年にチッティバーブが来日した時に一緒に演奏していた人では?

PALAKKAD MANI IYER-MRIDANGAM AND T.N.KRISHNAN AND VIJI KRISHNAN

MS Gopalakrishnan-Narmada - Umayalpuram Sivaraman

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