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2013年3月22日 (金)

スチトラ・ミトラのタゴール・ソング

久しぶりにシャルミラ・ロイ&マハーバーラタ連(土取利行、クツィ・エルグネル、マームード・タブリーズィ・ザデー他)の盤を取り出し確認したところ(解説は桃山晴衣さん)、ほとんど(全て?)のタゴール・ソングの作曲は、何とタゴール自身が行っていたそうです。シャルミラ・ロイは、タゴールの晩年に片腕になって活動した文筆家キティシュ・ロイを父として生まれ、60年代には今日の映像のスチトラ・ミトラ(シュチトラ・ミトラ)の学校で訓練を受けました。当時タゴール・ソングの第一人者として知られたスチトラ・ミトラの歌唱は、往年のベンガル歌謡に通じるノスタルジックな雰囲気があり、シャルミラ・ロイよりも古風で、更にたおやかな歌い方です。ベンガル語の優しい響きがとても印象的です。

TAGORE SONG : SUCHITRA MITRA : AAJ SRABONER PURNIMA TE...

VISWA JODA

tagore song : suchitra mitra & kanika banerjee (duet)

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コメント

はじめまして。立光学舎およびマハーバーラタ連の土取です。桃山晴衣ともどもおせわになっています。今回シャルミラやスチトラのタゴールソングをご紹介されているのを知り、ご連絡させていただきました。シャルミラはスチトラ・ミトラ、カニカ・バナルジー、そしてシャンティデヴ・ゴーシュに習っていました。とりわけシャンティデヴ・ゴーシュはスチトラの先生でもありタゴールソングをまとめあげたグルです。シャンティデヴ・ゴーシュがタゴールが6度にわたって来日していた日本を一度見てみたかったというので、88年インド祭の監修を引き受けていた私と桃山がシャルミラと一緒に招聘させていただきました。既にご高齢でしたがタゴールが愛してやまなかったベンガルのバールの雰囲気をもった枯れたうた声に落涙してしまいました。私達が学園に伺った87年はシャルミラの父とシャンティデヴ、そしてガンジーとともに戦ったクリパラーニ氏も健在で毎日色々な話や唄をきかせていただきました。ちなみにタゴールソングは2000曲ちかくあり、すべてタゴールの作詞作曲です。この手助けをしていたのがシャンティデヴ・ゴーシュでもあります。またブルックの「マハーバーラタ」でシャルミラが唄っている唄はすべてタゴールソングです。さらにインド国歌とバングラディッシュ国歌もタゴールソングです。ついつい長々と書いてしまいましたがレコード化されたタゴールソングは日本の歌謡曲のようにオーケストレーションされたものが多く。純粋な唄が少なくなっているのが現状でもあります。以下のyuotubeはスチトラとシャンティデヴの貴重な映像です。http://www.youtube.com/watch?v=hYp5SfoyQi0
zeamiのお仕事、影ながら応援させていただいております。

投稿: | 2013年3月23日 (土) 13時50分

土取様
初めまして! まさか土取様からコメント頂けるとは思ってもおりませんでした。貴重なお話有難うございます。非常に興味深い限りです。「ベンガルのバールの雰囲気」というのが非常に気になります。
ブログではシャンティデヴ・ゴーシュについて記載が漏れておりました。また月曜にでも補足でアップしたいと思います。
確かインドEMIの音源で他の歌手のタゴール・ソングを聞いたように思いますが、20年余り前で歌手名をよく思い出せません。アレンジ(オーケストレーション)が入っていたタイプだったと思います。
この後ベンガル関連として、ノズルル・イスラムや、バウルの方にも行こうと思っております。

投稿: Homayun | 2013年3月23日 (土) 23時07分

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