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2013年4月 2日 (火)

Prithwindra Mukherjee

例のStudio SMのバウルの盤(bauls : Les fous de l`absolu)は、Prithwindra Mukherjeeの翻訳(仏訳)、解説で出ていて、バウルの名前よりもプリトヴィンドラ・ムケルジーの名が大書されています。3人のバウルの名は、Sudhirdas Baul, Narottamdas Baul, Rana Pratapでした。彼らのyoutubeはさすがに見当たらないようです。バウルの名の前にavec(with)と付いているので、もしかしたらムケルジーもフィールドワークだけでなく演奏に加わっていたのかも知れません。
この盤は1973年と1980年のベンガルでの現地録音で、陋巷の雰囲気が髣髴とされる素晴らしい演奏でした。加えて耳に残る旋律が多いです。Studio SMと先日のChant du monde盤の2枚とも、現在はほぼ入手不可なのが残念なところです。youtube検索すると、ムケルジーの最近の映像が一本だけありましたので、上げておきます。既に高齢にさしかかったコルカタ(カルカッタ)出身の民族音楽学者(作家、翻訳家でもあるそうで)の仕事場訪問のような映像です。

Battling all odds

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