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2013年6月26日 (水)

Anokhelal Mishraの秘技

その「悪の華」の音源を上げたいところですが、CDは大分前のリリースのため廃盤のようですし、youtubeも今のところ見つかっておりません。マハプルシュ・ミシュラで探していくと、彼の師匠のアノラール・ミシュラ(1914-58)の音源がいくつか出てきました。例のコニサー・ソサエティの「北インドの太鼓」の故・江波戸先生の解説に以下のように出ていました。
インドには現在も世界的にみてもトップ・クラスの器楽のヴィルトゥオーソが何人もいるが、それをまた上回るという程の伝説的な楽器奏者が多く語り継がれている。そのような一人に、本来数本の指で叩くタブラを、一本指で叩いてしまったという猛烈なスピードとテクニックを持つパンディット・アノケラール・ミスラがいた。ベナレス派の不世出のタブラ奏者とされる彼は、その一本指奏法で多くの合奏相手をダウンさせてしまったという程である。その若くして逝ったアノケラールのいわば一番弟子がこのアルバムの主役のマハプルシュ・ミスラである。1934年にビハール州パトナの生まれの彼はベナレスで巨匠アノケラールにその秘技を学び、イスラム圏でのウスタッドにあたるヒンドゥーの巨匠の称号パンディットを冠せられている。(引用終わり)
一本指奏法とは、おそらく右手(利き腕の場合)の人差し指の連打のことだろうと思いますが、そのナー(タブラの縁を叩く音)の甲高い連打音が確かに一本目からは聞こえてきます。二本目も途中から連打が増えますが、バヤンの細かい指使いも相当に凄いです。

Tabla Samrat Pt.Anokhe Lal mishra

Pt. Anokhelal Mishra

Pt. Anokhelal Mishra - Teen Taal - Tabla Solo

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