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2013年6月10日 (月)

Khyber Pakhtunkhwaのラバーブ

木曜のサーリンダ奏者Ejad Sarhadiのリンクに、ラバーブの良い演奏がありましたので、今日はそちらを上げておきましょう。タブラ奏者やステージは同じなので、同じコンサートでの映像と思われます。
カシミールなどのパキスタン北部に見られるラバーブ(ルバーブとも)は、アフガニスタンのアフガン・ルバーブとは兄弟のような楽器ですが、北インドのサロッドの祖先にも当る楽器です。その辺りの話は大分前にも書いたように思います。この楽器ではキングの「渓間のガザル~カシミールのラバーブ」(現在のシリーズでは「カシミールのラバーブ~ムハンマド・スブハーン・ラートル」)が特に強く印象に残っている旨も、前に書いたかも知れません。今日の映像では、カシミールのスブハーン・ラートルのように最後猛烈な速さにはなりませんが、ラバーブのくすんだような深みのある音色共々、非常に魅力的な曲調です。
この曲どこかで聞いたことがあるなと思ったら、日本のアフガン音楽ユニット、チャルパーサの歌唱(2本目)で数年前に拝聴していました。曲名は違っていますが、おそらく同じ曲だと思います。一本目の解説ではカイバル・パクトゥンクワ州(Khyber Pakhtunkhwa 州都はペシャワール)の器楽曲と書かれています。アフガニスタン側はダリー語かタジク語でしょうか。パキスタンではおそらくパシュトゥー語圏ということになりますが、どちらもイラン語派という点では共通しています。

Rubab Instrumental - Bya ke borem ba mazar

Mola Momad Jan CHALPASAH

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コメント

もともとはHeratの民謡だそうです。ラジオ放送で取り上げられて、全国的な(パキスタンのパターン含む)有名曲になったとのこと。ちなみに歌詞の歌い出しが「Bya ke borem ba mazar, Mola Momad Jan...」となっています。

投稿: | 2013年6月11日 (火) 13時04分

有難うございます。そういうことなんですね。
VDE-Galloの「ヘーラートのルバーブ」に入ってなかったか、後で確認してみます。

投稿: Homayun | 2013年6月11日 (火) 15時52分

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