タブラとパカワジのジュガルバンディ
今回は余りタブラで続けるつもりではなかったのですが、この際ですからもう少し見てみましょう。オニンド・チャタルジー(この表記が最近多くなっているようです)は、80年代頃からドイツChhanda Dharaレーベルのアリ・アクバル・カーンなどの伴奏でお馴染みのタブラ・プレイヤーでした。アラ・ラカ&ザキール・フセイン親子やスワパン・チョードリーと並んで、同レーベルで一番目立つタブラ奏者だったと思います。オニンド氏は日本の若手名手ユザーンさんが師事したことでも最近よく知られてきているようです。
今日面白い映像を見つけました。ドゥルパッドやオリッシーの伴奏に使われる両面太鼓パカワジとのジュガルバンディ(二重奏)で、チャンダ・ダーラの頃に比べると大分年取ったなと思いましたから、最近の映像でしょう。しかし、この人の音は相変わらず凄いです。前半の3連譜?に聞こえる辺りから面白く、耳が引き寄せられます。
Jugalbandi: Pandit Anindo Chatterjee on Tabla and Pandit Bhavani S
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