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2013年6月 3日 (月)

カタック Sudha Nrityaとmehfil

カタック・ダンスは、ムガール朝の宮廷で発展した北インドの舞踊で、旋回が入るところがいかにもイスラーム的です。スーフィーの旋舞は、最も有名なトルコのメヴレヴィー教団だけでなく、エジプトやシリアなどにも見られます。北インド古典音楽の複雑なリズム・パターンに合わせてステップや旋回が入ってくる辺りは見事です。
イスラーム圏の舞踊文化がベースと言うことになりますから、伴奏楽器にはシタール、タブラ、ハルモニウムの他に、擦弦のサーランギが多く使われています。(他の楽器と違って、サーランギ奏者にはヒンドゥー教徒はほとんど?いないようです)
金曜にアップしたような群舞で出てきた決めのポーズでは、確かにフラメンコ舞踊にそっくりに見えました。今日の一本目は伴奏にサーランギの入った演奏、二本目はガザル風に聞こえる楽曲です。
ところで、ムガール絵画に描かれた女性達もこのような踊りを踊っていたのでしょうか? とても気になります。

Meghranjani - Sudha Nritya (kathak Dance)

Kathak Dance by mehfil

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