GOND DANCE
※7月2日の記事に対して何故かスパムのコメントが繰り返されておりましたので、この日のブログを削除しました。再度本日7月25日付けでアップしておきます。内容は全く同じです。
ゴンド族にはVDE盤の半裸で両面太鼓を叩いているジャケット写真などから、マディア・プラデーシュの非常にプリミティヴな先住民のイメージを持っていましたが、youtubeに見る限り、相当インド化している面もあるようです(二本目のように)。むしろ、こないだ見たオリッサの先住民の方がプリミティヴな印象が強いです。
Smithsonian FolkwaysのLPにも確か古いゴンドの音源があったと思いますが、やはり原住民のイメージを裏切らないジャケット写真でした。しかも、ドラヴィダ系だったということになると、タミルなど主要ドラヴィダ系民族との関係性にも関心が向いてきます。ドラヴィダ人はインダス文明の担い手だった説が有力ですが、ゴンドやトダのようなドラヴィダ系少数民族は、ドラヴィダの古い姿を少しでも留めているということになるのでしょうか。
また、日本語タミル語起源説という大胆な説がありましたが、今日の一本目の、竹馬のようなものに乗って祭囃子のような音楽が鳴り響いているのを聞くと、そんな共通性も少し感じさせるところがあります。この踊りと音楽は、そのVDEの音源に近いものだと思われます。
GOND GANDI DANCE DINDORI CORIOGRAPHI DR VIJAY CHOUR
Gondi dance KBSC, HYD
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