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2013年7月

2013年7月31日 (水)

東インドのサンタル族

カンボジアのクメール族などと並んでオーストロ・アジア系に属する中部~東部インドのムンダですが、ムンダ語派が大きいグループになっていて、その中にムンダ族サンタル族が入るという構成になっていました。
ムンダ族は元来はインド北西部に居住していたがアーリヤ人の侵入を受けてビハール州のチョタ・ナーグプル丘陵地帯へ移住したということなので、昨日のMunda Tribe's Mythical Journey from Khyber Pass(Afganistan) to Chotanagpur(India)(アフガニスタンのカイバル峠からインド東部のChotanagpurまでの神話的な旅)というコメントも合点が行きました。
サンタル族のポップス系サンプルがありましたので、今日はそちらを上げておきます。サンタルの村での録音が入った独Wergo盤にはインドシナのゴング音楽を思わせるゴング系の音が聞こえましたから、またそちらの捜索もしてみようかと思っています。ほとんどインド化した中にも、バックにはゴング(フライパン?)のような打楽器音も聞こえます。

SANTHALI SONG (surujmuni)

SANTHALI SONG (DIN DIN)

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2013年7月30日 (火)

中部インドのムンダー族

黒人の次にインドに入ってきたオーストロ・アジア系に属する中部インドのムンダー族についても、と思っていますが、伝統音楽がらみの映像を探すのは至難のようです。幾つか関連らしき動画を上げておきます。ムンダー諸語を話す人々はインド中央部や東部に住んでいて、彼らの話すオーストロ・アジア語派の言葉は、現存するインドの言語の中では最も古いそうです。東部と言うのはオリッサも入るのでしょうか? 一本目のようにターバンを巻いていたりすると、一般のインド人と見分けが難しいように思いますが、確かに東南アジア系のような柔和さが顔立ちや表情から感じられるでしょうか。解説にMunda Tribe's Mythical Journey from Khyber Pass(Afganistan) to Chotanagpur(India)(アフガニスタンのカイバル峠からインド東部のChotanagpurまでの神話的な旅)との興味深い記述が見えます。
2本目はムンダー語のポップスでしょうか? 3本目はバングラデシュ側での映像。

Mythical Journey of Munda Tribe

Gating re (Munda Song)

Moments of sharing with Munda Tribal people Bangladesh.wmv

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2013年7月29日 (月)

モーケンのフレームドラムと踊り

漂海民モーケンの音楽については、まだほとんど見つかってなかったので、更に探していると、かなり興味深い映像が出てきました。フレームドラム(枠太鼓)と拍子木のような打楽器の伴奏で、少女が踊っていますが、インド洋のフレームドラムと言うと、マダガスカル東方にあるチャゴス諸島を含む島々からなるモーリシャス共和国の打楽器を思い出します。(OcoraからCDも出ていました)もしくは、スマトラとかから伝わったのかも知れません。モーリシャスの枠太鼓はアラブからの影響だと思いますが、スマトラも同じくイスラム圏。いかに海洋民族のネットとは言っても、こちらの方が距離ははるかに近いです。そして踊りとリズムは決して上手くはありませんが(拍子木のリズムは、おそらくたまにズレているのでしょう)、とても印象的です。オーストロネシア系の海洋民族らしい、大らかさとしなやかさを感じさせる忘れがたい映像です。枠太鼓は受け継いでも、モーケンはイスラム化はしてないのだろうと思います。

A traditional Moken dance

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2013年7月26日 (金)

インド少数民族のドキュメンタリー

今日の2本は、これまで見てきたインドの少数民族について、総集編のように見られる秀逸なドキュメンタリーです。古い時期の映像なのが、何より嬉しいところです。一本目がデカン高原のハイデラバード(アーンドラ・プラデーシュの州都)辺り、2本目は「首狩り族だった人々」とあるように、東部のナガランドとアルナーチャル・プラデーシュでの収録。一本目ではゴンド族らしき人々も見えますが、解説がボンドと聞こえます。歌と踊り、太鼓や口琴など、民族音楽に触れられるシーンも多数。

Tribes of the Deccan (Hyderabad, India)

Filmed by Christoph von Furer-Haimendorf. Broadcast by the BBC in the 1960's and based on fieldwork carried out in the Deccan between 1940-8. The film is part of a large archive of footage shot by Haimendorf in the Himalayas. It is put up with his permission. Other material will be put up in due course on www.alanmacfarlane.com (under 'Films'); see also www.digitalhimalaya.com

The Men Who Hunted Heads

Filmed by Christoph von Furer-Haimendorf in 1970. Broadcast by the BBC in the 1970's and based on fieldwork carried out in Nagaland and Arunchal Pradesh. The film is part of a large archive of footage shot by Haimendorf in the Himalayas. It is put up with his permission. Other material will be put up in due course on www.alanmacfarlane.com (under 'Films'); see also www.digitalhimalaya.com

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2013年7月25日 (木)

GOND DANCE

※7月2日の記事に対して何故かスパムのコメントが繰り返されておりましたので、この日のブログを削除しました。再度本日7月25日付けでアップしておきます。内容は全く同じです。

ゴンド族にはVDE盤の半裸で両面太鼓を叩いているジャケット写真などから、マディア・プラデーシュの非常にプリミティヴな先住民のイメージを持っていましたが、youtubeに見る限り、相当インド化している面もあるようです(二本目のように)。むしろ、こないだ見たオリッサの先住民の方がプリミティヴな印象が強いです。
Smithsonian FolkwaysのLPにも確か古いゴンドの音源があったと思いますが、やはり原住民のイメージを裏切らないジャケット写真でした。しかも、ドラヴィダ系だったということになると、タミルなど主要ドラヴィダ系民族との関係性にも関心が向いてきます。ドラヴィダ人はインダス文明の担い手だった説が有力ですが、ゴンドやトダのようなドラヴィダ系少数民族は、ドラヴィダの古い姿を少しでも留めているということになるのでしょうか。
また、日本語タミル語起源説という大胆な説がありましたが、今日の一本目の、竹馬のようなものに乗って祭囃子のような音楽が鳴り響いているのを聞くと、そんな共通性も少し感じさせるところがあります。この踊りと音楽は、そのVDEの音源に近いものだと思われます。

GOND GANDI DANCE DINDORI CORIOGRAPHI DR VIJAY CHOUR

Gondi dance KBSC, HYD

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2013年7月24日 (水)

ジャラワとオンゲ

たまたま昨日2,3本目に入れた映像は、アンダマンのネグロイド(黒人)系先住民の二つの部族(2本目がオンゲ、3本目がジャラワ)でした。ウィキペディアによると、「アンダマン諸島の先住部族たちは、地球上で最も孤立した種族の一つで、最終氷河期の海面低下していた頃に陸続きのアンダマン半島に移住し、のち海面上昇によって島となったアンダマン諸島へ取り残され、以後、外部との接触を殆どせずに生活してきた」そうで、特に「ジャラワ族の現在の人口は250から400人と推定されていて、部外者に対して極度の警戒心と敵意を持っているため、彼らの文化・言語・生活様式などは、殆ど知られていない」とのこと。更に「アンダマンの他の種族であるオンゲ族と異なり、インド政府からの管理者さえも激しい抵抗のために彼らと接触できないこともある」とありました。
その割りにyoutubeは意外に多いなという印象です。彼らの自然と一体化した逞しい生き様と漆黒の肌を見て(筋骨隆々のレスラー体型ではないですが)、スーダンのヌバ族を思い出してしまいました。

The Andaman Islanders

Darkest of dark people - Jarawas

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2013年7月23日 (火)

モーケンとネグロイド

モーケンの歌は昨日の2本目に少し出てきましたが、その他の音楽についてはなかなか見当たらないので、アンダマン諸島のネグロイドに関する映像を並べてアップしておきます。モーケンはオーストロネシア系の言語を用いるので、マレー~ポリネシアから台湾、西はマダガスカルに近いグループということになります。顔立ちもやっぱりマレー系に近いなという印象です。
一方ネグロイドの方は昨日書きましたように一番古くから住んでいた黒人のグループの末裔ということになるのでしょう。モーケンとは違って、正に漆黒の肌です。ミャンマー沖のインド領の島に黒人がいるというのは、かなり驚きの事実ではないでしょうか。

A Moken Leader Dreamed the 2004 Thailand Tsunami Before it H

Andaman Islands - Onge Tribe

The Last Jarawa - Andaman India

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2013年7月22日 (月)

インドの先住民の話とアンダマンのモーケン

インドの地に最初に住んでいたのはネグロイド(黒人)、次にオーストロ・アジア系、その次にドラヴィダ、最後にBC15世紀以降になって入ってきたのがアーリア人という順番になるようです。
ネグロイドはアフリカ、アラビア、イラン南部、南インド、西インドに住んでいましたが、後世のインドの文化には大きな影響は与えなかったようです。
オーストロ・アジアの係累に属するのは、中部インドのムンダー族、アッサムのカーシー族、ベンガル~ビハールのサンタール族(CDが独Wergoから有り)などで、ミャンマーやタイのモン族、カンボジアのクメール人なども同じ系統です。彼らはインド文化のベースの諸形態に影響を与えているようです。
ドラヴィダのルーツの地は、地中海か小アジア方面という説もあるようですが、ドラヴィダについては見れば見る程謎が深まるばかりで、どれが正しい説なのか分らなくなってきました(笑) 東インドに多いチベット・ビルマ系は、上記とはまた別のグループになるようです。最近はインドの先住民について見ていますので、アーリアについては今回は取りあえず省略します。
今日の映像のアンダマンの漂海民モーケンは、「海のジプシー」とも言われてきた民族。英Topic RecordsからCDがありました。アンダマン諸島はミャンマーの沖の方ですが、インド領の島々なので、東部インドに入れてあります。音楽についても見つかれば明日以降アップする予定です。

謎の海洋民族 モーケン

An afternoon among the Moken people

Adrift in Time - Sea Gypsies

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2013年7月19日 (金)

キャンディのペラヘラ祭

16日にも上げましたキャンディのペラヘラ祭は、スリランカのシンハラ仏教徒の何日にもわたる盛大な祭で、今日の3本はその臨場感溢れる映像です。探していたパーリ語の声明も、2本目の最初に出てくる独唱がそうではないかと思われます。この祭では様々な踊りや音楽が繰り広げられ、言われなければ仏教儀礼と分らないかも知れません。ほとんどカーニバルと見紛うような盛り上がりです。仏歯を納めた舎利容器を背に乗せて装飾した象を先頭に、街中を歩いてパレードするのがペラヘラの由来とのこと。太鼓も声明も象のパレードも全て含まれている華やかな今日の映像で、今回のシリーズを締めることにしましょう。

Kandy Esala Perahera Srilanka 2012 (Part 1)

Esala Maha Perahera Kandy Srilanka ( Part 2)

Esala Maha Perahera Kandy Srilanka(Part 3)

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2013年7月18日 (木)

Drums: Buddhist Temple in Sri Lanka

スリランカのパーリ語声明を聞きたいと思って探しているのですが、なかなか見当たらず。キャンディの仏教儀礼の太鼓が、もっとはっきり確認できる映像がありましたので、そちらを上げておきましょう。両面太鼓と二連の太鼓、それにシャーナイかナーダスワラムに似たダブル・リードの管楽器が入るのが典型的なスタイルですが、この甲高い笛の音が入ると、南インドのナーダスワラムを使ったヒンドゥー教音楽そっくりに聞こえてきます。

Drums: Buddhist Temple in Sri Lanka

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2013年7月17日 (水)

クメールの仏教音楽

スリランカ仏教の太鼓だけでなく、声明や読経のような映像はないかなと探していたら、クメール(カンボジア)の仏教儀礼の映像が出てきました。同じ小乗仏教系になると思いますので、今日はこちらを上げておきましょう。カナダのオタワでのカンボジア人コミュニティーでの映像のようですが、ポルポト政権下の大虐殺を逃れてカナダに逃れた人達でしょうか。
仏典の言葉として知られるインドのサンスクリットと、スリランカなどのパーリ語は、どちらもインド・ヨーロッパ語族に入りますが、このビデオのコメントに、Khmer Pali is a little different as with all Pali. Pali is a religious langauge written in the native language of that particular country correlating to the oral Buddhist tradition, Buddhist texts did not appear until way after the Buddha's passing. Khmer Pali are often chanted in Pali then translated into Khmer. という興味深い書き込みが見えます。

KHMER BUDDHIST TEMPLE OF OTTAWA - Paritta Chanting f

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2013年7月16日 (火)

スリランカの仏教音楽

両面太鼓というキーワードに導かれる形で、今日はヴェッダ~オーストラロイド・ラインから離れて、スリランカの仏教音楽や儀礼について少し見てみましょうか。上座部仏教あるいは小乗仏教とも呼ばれてきた仏教が盛んなスリランカでは、国民の7割を仏教徒が占め、ヒンドゥー教徒のタミル人と仏教徒のシンハラ人の対立はよく知られています。少数派のタミルと多数派のシンハラという構図ですが、数回前に書きました通り、ヴェッダはシンハラに同化する傾向が強くなっているようです。
戒律の厳しさで知られる小乗仏教ですが、太鼓音楽の見事さ、華やかさは、幾つかの録音を通して民族音楽ファンの間では結構知られていると思います。今日のyoutubeのような、古都キャンディでの録音がフランスのArionなどから出ていました。チベット、中国、韓国、日本の大乗仏教系とは明らかに異なる、南方風な大らかさとエネルギーに溢れている映像です。インドの原始仏教に近い儀礼形態を残しているのは、やはりこちらなのでは。ケララの古い舞踊劇にも少し似ていますが、ほとんどカーニヴァルと見紛うような部分もあります。

Kandy Esala Perahera 2013

Perahera-Fest, Kandy, Sri Lanka, Zahn des Buddha

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2013年7月15日 (月)

Devil Dance

夜中に見るのはちょっと恐いような映像かも知れませんが、こんな舞踏がヴェッダの間で伝承されているようです。秋田のなまはげに似ているような、加持祈祷の類なのか、不明ですが、いずれにしても、インド~南アジアからはかなり離れたイメージがあるのは確かでは。ディスカバリーチャンネルでの映像のようです。こういう儀礼はアボリジニーやメラネシアの文化圏に繋がるものだろうと思いますが、2本目ではスリランカの仏教儀礼にも使われると思しき両面太鼓が見えます。3本目はスリランカの地に戦士として連れて来られた黒人系の住民の証言。スリランカにもいましたか、という驚きがあります。
エクソシスト(悪魔祓い)的な儀礼は、南イランやエジプト(「ランゴ/ザールの花嫁」)では黒人系のものですが、スリランカでは、オーストラロイド系と黒人系のどちらなのでしょうか? どちらもありえるなと思いますが。

The Devil Dance of the Wanniya-laeto

Dance of the Wanniya-laeto or Vedda of Sri Lanka as filmed by Discovery channel crews led by Les Stroud.

Devil Dance @ web62.com

Devil Dance from Unawatuna and Habaraduwa in Sri Lanka.

Lost Tribe in Sri Lanka

African Tribe brought down to Sri Lanka during the Portuguese period (1505- 1640) as warriors, still live in a village near Puttlam. Though they are now heavily mixed with the locals, they still have their own language, style of music and distinct features. Predominantly Catholic they are known as the kaffirs. This man named Xavior is a mason by profession and lives in that Village.

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2013年7月12日 (金)

ヴェッダとアボリジニー

家族の手術付き添いのため2日間ブログは書けませんでしたm(_ _)m 最近短文続きだったのもそのためで、昨日は書けるかなと思いましたが疲労困憊で眠り込んでしまいました(笑)
スリランカのヴェッダについては、楽器を使ったとしても太鼓くらいのようで、伝統音楽としては歌が中心のようです。踊りを少し上げておきます。インド・アーリア系のシンハラ人との同化が進んで、正確なヴェッダの人口は把握しがたくなっているようです。民族的に近いドラヴィダ系のタミルかと思ったら、シンハラだったというのが、面白いです。多数派のシンハラについたということでしょうか。そんなヴェッダがタミル語で喋っているという映像がありました。確かにドラヴィダ系の言葉の響きです。
オーストラロイドの音楽文化の比較にも少しずつ入りたいと思いますが、まずはヴェッダとオーストラリアのアボリジニーから。アボリジニーの音楽と言えば、ダンスよりも、ディジリドゥーが何と言っても有名です。シロアリに食べられたユーカリの木から作られると言うこの楽器は、循環呼吸で吹かれ、その豊かな重低音故に最もインパクトの強い民族楽器の一つでしょう。

gettin ready for tribal dance ceremony part II

Traditional purifying dance ceremony III

Season of the Spirit Bear - Part 1

Tamil-speaking Veddas of Vaharai await war recovery support

The Didgeridoo

DIDGERIDOO, ABORIGINAL BAMBOO INSTRUMENT, AUSTRA

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2013年7月 9日 (火)

VEDDA PRINCE FROM DAMBANA SRI LANKA

ヴェッダはどうやらドラヴィダには入らないようですが、人種的にはやはり近い民族になるのでしょう。日本で喩えるなら、ヴェッダは縄文人、ドラヴィダは弥生人、アーリア人は渡来人でしょうか? そしてゴンドやトダは、ドラヴィダですが、ドラヴィダ文化の古層を伝えている点において縄文人寄りなのでしょうか? スリランカの2大民族であるシンハラ人やタミル人との関係、そして最も気になるヴェッダとオーストラリアのアボリジニーとの関連性なども探ってみようかと思っています。

VEDDA PRINCE FROM DAMBANA SRI LANKA SINGING THEIR VE

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2013年7月 8日 (月)

スリランカのヴェッダ人

要は、カルナティック音楽の担い手として以前の、またヒンドゥー化以前の、インダス文明以来のドラヴィダの特徴の残るような映像を探している訳ですが、なかなかそのような映像は見当たりません。ケララの古い古典劇クーディアッタムなどには少し残っているのかも知れません。
古いドラヴィダやその周辺で他に思い当たるとすれば、スリランカのヴェッダ人でしょうか。日本で言えばサンカのような存在かも知れません。取りあえず2本上げておきます。

Vedda People of Sri Lanka (Tribal Veddas)

Veddas from Sri Lanka Orginal

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2013年7月 5日 (金)

ARYA-DRAVIDA

いつの間にかドラヴィダ民族について見ていましたが、パキスタンのBrahuiについてはやっぱり謎だらけですので、他のドラヴィダ少数民族に移ろうと思い、まずケララのトダについてyoutubeを調べましたが、現在の話者がわずか1000人ほどの超少数部族ですから、さすがに見つかりません。
西方のイスラーム世界の音楽の影響が色濃い北インドと違って、南インドの音楽は純インド的とみなされることが多いと思いますが、その南インドがアーリアでなくドラヴィダの地であることは、もっとよくわきまえておく必要があるように思います。ドラヴィダと同じオーストラロイドに属するオーストラリアのアボリジニーや、パプア、メラネシアの文化とも、基層では繋がりがあるのかも知れませんし。

ARYA-DRAVIDA

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2013年7月 4日 (木)

BrahuiとPashtoの歌

バローチのバード(吟遊詩人)による弓奏楽器弾き語りだけでなく、他のブラーフーイーの歌も少し見てみましょう。二本目のようなポップス?を聞くと、やはり南インドに近いものも若干感じますし、三本目はカッワーリかガザルにそっくりです。一本目は若干バローチ、というよりアフガンかイランのポップス風になり、比較のために並べた最後のパシュトゥーの方はパキスタン西部のイラン語派ですから、一気にアフガニスタン色が強まります。インド(どちらかと言えば北インド風ですが)っぽい歌と、イラン系寄りの歌、ブラーフーイーの歌には両方が垣間見えるようです。ドラヴィダらしさは、どうでしょう、どこかに表れているでしょうか?

BRAHVI SONG SALAM AZAD.wmv

Brahui Songs Kalsoom Noor

brahui good song Mursid Azaad(walay Surab Surab bay)

KALSOOM NOOR PASHTO NICE NEW SONG ( Mehr_Tareen)

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2013年7月 3日 (水)

パキスタンのドラヴィダ系

インダス文明の遺跡であるモヘンジョダロやハラッパのあるのは、現在のパキスタンですが、この国の南西部辺り(パキスタンのバローチスターン州北東部からアフガニスタンのカンダハール州南部にかけて)にドラヴィダ系民族が飛び地のように住んでいます。それはブラーフーイー語の話者ですが、現在はイスラム教徒が多く、一般のパキスタン人に溶け込んで暮らしているようです。南インドの民族というイメージの強いドラヴィダ系の少数民族が、南インドから遠く離れたイラン系の民族がほとんどのこの辺りにいるのは不思議な感じがありますが、インダス文明の頃から言語を伝えていたのだとしたら凄い話です。youtubeも色々ありました。サーリンダやゲイチャクに似た弓奏楽器も多く使われるバローチの伝統音楽の中にブラーフーイー語の歌もあって、当地の吟遊詩人は両方歌える、というような音楽状況もあるのかも知れません。

SumaLani and Raisani Jang bandi Tribal Brahui

Late Bajo Khan sang Brahui songs

Brahui language song Baloch folk music

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2013年7月 1日 (月)

Gond Tribe of Madhya Pradesh

インドの少数民族の方に戻ります。インド・アーリア系の民族が侵入してくる以前より住んでいたという先住民の音源と言えば、まずスイスVDE-Galloレーベルから出ていた「中央インド ゴンド族の伝統音楽」を思い出します。インド中央部のマドゥヤ・プラデーシュ州バスタール地方に暮らすゴンド族の伝統音楽を収めたCDでした。マドゥヤ・プラデーシュはオリッサと並んで少数民族が多いようです。
ゴンド族は人種的にはオーストラロイド(コーカソイド、ネグロイド、モンゴロイドと並ぶ四大人種の一つ)に属しますが、言語面ではドラヴィダ語族のゴーンディー語を話す民族。ドラヴィダ系に入ることは、今日初めて確認しました。南インド4州も主要民族はドラヴィダ系ですが、同じドラヴィダ系の少数民族(例えばケーララのトダ族など)も存在し、彼らが少数民族とされているのが面白いところ。アーリア系の多い北インドの中部に住むゴンド族もその一つでした。

Saila Dance By Gond Tribe of Madhya Pradesh

Gond tribal story teller with his 'bana'!

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