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2013年7月16日 (火)

スリランカの仏教音楽

両面太鼓というキーワードに導かれる形で、今日はヴェッダ~オーストラロイド・ラインから離れて、スリランカの仏教音楽や儀礼について少し見てみましょうか。上座部仏教あるいは小乗仏教とも呼ばれてきた仏教が盛んなスリランカでは、国民の7割を仏教徒が占め、ヒンドゥー教徒のタミル人と仏教徒のシンハラ人の対立はよく知られています。少数派のタミルと多数派のシンハラという構図ですが、数回前に書きました通り、ヴェッダはシンハラに同化する傾向が強くなっているようです。
戒律の厳しさで知られる小乗仏教ですが、太鼓音楽の見事さ、華やかさは、幾つかの録音を通して民族音楽ファンの間では結構知られていると思います。今日のyoutubeのような、古都キャンディでの録音がフランスのArionなどから出ていました。チベット、中国、韓国、日本の大乗仏教系とは明らかに異なる、南方風な大らかさとエネルギーに溢れている映像です。インドの原始仏教に近い儀礼形態を残しているのは、やはりこちらなのでは。ケララの古い舞踊劇にも少し似ていますが、ほとんどカーニヴァルと見紛うような部分もあります。

Kandy Esala Perahera 2013

Perahera-Fest, Kandy, Sri Lanka, Zahn des Buddha

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