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2013年7月 3日 (水)

パキスタンのドラヴィダ系

インダス文明の遺跡であるモヘンジョダロやハラッパのあるのは、現在のパキスタンですが、この国の南西部辺り(パキスタンのバローチスターン州北東部からアフガニスタンのカンダハール州南部にかけて)にドラヴィダ系民族が飛び地のように住んでいます。それはブラーフーイー語の話者ですが、現在はイスラム教徒が多く、一般のパキスタン人に溶け込んで暮らしているようです。南インドの民族というイメージの強いドラヴィダ系の少数民族が、南インドから遠く離れたイラン系の民族がほとんどのこの辺りにいるのは不思議な感じがありますが、インダス文明の頃から言語を伝えていたのだとしたら凄い話です。youtubeも色々ありました。サーリンダやゲイチャクに似た弓奏楽器も多く使われるバローチの伝統音楽の中にブラーフーイー語の歌もあって、当地の吟遊詩人は両方歌える、というような音楽状況もあるのかも知れません。

SumaLani and Raisani Jang bandi Tribal Brahui

Late Bajo Khan sang Brahui songs

Brahui language song Baloch folk music

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