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2013年8月20日 (火)

ガンダーラ美術

シタール演奏をバックにガンダーラの美術を鑑賞できる映像がありました。これらを見ていると、仏像とギリシア的な彫刻と、その他よく分らない異教的な?彫刻まで、実に様々なことがよく分ります。この混沌とした中で「仏像」と言う概念が生まれたことを思うと感慨深い限りです。インド・グリーク朝という、そのものずばりのような王朝も存在したことは、恥ずかしながら今日初めて知った次第で。 ウィキペディアに以下のように出ていました。
ガンダーラ美術は、ギリシャ、シリア、ペルシャ、インドの様々な美術様式を取り入れた仏教美術として有名である。開始時期はパルティア治世の紀元前50年-紀元75年とされ、クシャーナ朝治世の1世紀~5世紀にその隆盛を極めた。インドで生まれた仏教は当初、仏陀そのものの偶像を崇拝することを否定していたが、この地でギリシャ文明と出会い、仏像を初めて生み出した。また大乗仏教も生まれた。「兜跋(とばつ)毘沙門天像」という頭に鳳凰のついた冠をかぶった像が存在し、毘沙門天の起源がギリシア神話のヘルメース(ローマのメルクリウス)であるという説がある。5世紀にはこの地にエフタルが侵入し、その繁栄は終わりを告げた。

Gandhara Civilization (some glimpses from Pakistan)

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