santhal danceとゴング
ガムランの元型を思わせる素朴なゴング音楽がインドシナ半島各地(ヴェトナムやラオスでの録音が仏PLAYA SOUNDやキングWRMLから有り)にありますが、同じようなゴングがダンス音楽の形で東インドのオーストロ・アジア系少数民族のサンタルにも確かにありました。クリッタさんから昨日の記事にコメントとリンクを頂きました。有難うございます。m(_ _)m
santhal danceとyoutube検索すると、他にも色々と出てきました。これらを聞く限りでは、サンタルの間ではゴングは脇役的な存在のようです。ティンパに似た大きな半月?形の片面太鼓がどちらかと言うと主役のように目立っています。しかし、一本目は何と不思議な叩き方をしていることでしょうか(笑) この太鼓は、昨日のサンタル・ポップスにも使われていました。
アーリアやその前のドラヴィダよりも先にインドに住んでいると言われる彼らと、インドシナの同語族に同種の楽器があるということは、ゴング系楽器は何千年の歴史を持っているインドで最も古い楽器の一つということになるのでしょうか? ただ、ゴングを使って演奏している音楽は、多少なりともガムラン音楽に似ているインドシナのゴングと比べると、インドではもっとシンプルでプリミティヴな使われ方に聞こえます。
santhal dance of boro pata
Santali Dong Video songs
santali dance-dong aneg
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