シーク教徒の音楽
昔はインド人というとターバンのイメージが漠然とあったものですが、髭を生やしてきっちりとしたターバンを巻いたインド人には、実はシーク教徒が圧倒的に(あるいは全て?)多いそうです。12億を越える人口の中でシーク教徒は2300万人余りということなので、100人に2人ほどの少数派なのですが、富裕層が多く、海外で活躍するインド人にもシーク教徒が多いためでしょうか、かなりインド人のイメージとして大きいような気がします。男性の場合Singh(シン 「獅子」の意)が名前の最後に付くことが多く、古典音楽の演奏家にもよく見かけます。有名人ではプロレスラーのタイガー・ジェット・シンもそうです。
宗教音楽のCDがビクターJVCから出ていましたが、リリースが大分前なので今はもしかしたら入りにくくなっているでしょうか。ヒンドゥスターニの古典音楽をベースにしながら、厳粛で独特な雰囲気がありました。一本目は民謡のような演奏ですが、シーク教の宗教音楽の要素が入っているものではと思います。2本目の小さい弦楽器は、金曜の2本目にも出てきました。やはりあの一本もシークの楽士だったのでしょうか。
Naveen Bilaas Chand. Cries of Maharani Jinda. Sikh Raaj. Dhadi Gurdip Singh Sajan. Part 05.
Punjabi Folk by Punjab Police - Baldev Singh Raseela Jatt - Punjabi Boli Songs HD
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