グルミート・バワ再び
今日はシークの歌姫グルミート・バワ(b.1944)の典型的な歌唱と、他のパンジャーブの女性歌手の聞き比べ。このタテノリは、いつ聞いてもど迫力。サーランギ、アルゴザ、ドーラク、チムターのめくるめくようなリズムの渦の中、高音を持続する凄まじさ。ターバンを巻いた男性歌手も負けじと?男声と思えないような高いキーで歌っています。
二本目のジャスヴィンデル・ブラルという女性歌手も激情型の歌い方。「フォーク・クイーン」とありますが、グルミート・バワの頃と音楽のスタイルが少なからず変わってきているようです。そう言えば、ヌスラットにも頻繁にこういう声を張り上げる歌唱スタイルがありました。インドのカッワーリとは異なる点です。これは宗教を越えたパンジャーブらしさと言えるものなのでしょうか。
Boliyaan (Gurmeet Bawa & Pammi Bai) [Siddha_Jatt]
MIRZA LIVE BY FOLK QUEEN JASWINDER BRAR
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