Ravanhattha
ラジャスタンは楽器博物館のような所で、珍妙な楽器まで色々見られますが、今日の弓奏楽器ラヴァンハッタも、その細長いボディからは想像がつかない様な倍音豊かな音が出ています。弓に鈴?がついて、打楽器効果も出しています。斜めに張った短い弦で主に演奏するようなので、音域は狭いですが、人の声のような音を聞かせます。擦弦楽器の特性を知り尽くした楽士だからこそ、生み出せた楽器なのでしょう。
ラジャスタンの楽士の音楽で初めて聞いたのはArion盤でしたが、最初の印象的な「ラージプートの踊り」が、このラヴァンハッタだったのか、サーランギだったのか、カマーイチャーだったのか、気になるところですが、現在行方不明中です(笑) とりわけ擦弦楽器の豊かさには目を見張るものがあります。
Ravanhattha Lesson @ Jaisalmer Dec.'09.mov
Ravanhatta
Ravanhatta played by a Rajasthani Folk Musician near Jodhpur
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